
みなさまご機嫌いかがですか?
陽気につられて神田の古書フェスに
行ってまいりました。
古書会館の方では全ニッポン古本博覧会、
古本屋街で「さくらみちフェスティバル」、
すずらん通りで「神保町ブックフェス」と
古本市てんこ盛りでありまして、
つい雰囲気につられて
金もないのに映画関係の本やDVDなど
やたらと買いまくってしまい
完全に金欠。
後悔先に立たない阿覧澄史あらんすみし
でございました…。
まあ、しょうがないんで
今日も配信ドラマを見ております。
(ドラマブログで言うセリフじゃない!)
今回はエミー賞の常連で
アメリカの人気ドラマランキングなどで
いつも上位だった
「メディア王〜華麗なる一族(succession)」。
ワタクシU-NEXTに加入して
ようやく見れるようになりましたので
ご紹介いたしたいと思います。
果たして全米人気No1だった
熱狂のドラマはどんななんでしょうか?
<U-NEXTを見る その3>
「メディア王〜華麗なる一族」(Succession )
2018~2023年米
ショーランナー ジェシー・アームストロング
脚本 ジェシー・アームストロング
ジョナサン・グレイザー ほか
監督 アダム・マッケイ
マーク・マイロッドほか
出演 ブライアン・コックス
ジェレミー・ストロング
キーラン・カルキン
(4シリーズ 39話)
(あらすじ)
ウエイスター・ロイコ社のCEOである
ローガン・ロイが80歳の誕生日を迎える。
ロイコ社はローガンが一代で築き上げた
世界的なメディア複合企業である。
しかしローガンは体調に不安を抱え
後継者問題が浮上していた。
誕生パーティに集合する家族たち。
世捨て人のような長男コナー。
父の下で働く次男ケンダルと
三男ローマン。
政治コンサルタントの長女
シヴォーン。
そしてその連れたち。
誰もがローガンにおべっかを使い
ローガンオヤジはふんぞりかえる。
ローガンは次男ケンダルに
密かに次期CEOを約束していたが
誕生パーティの席上
「もうしばらくCEOを続け、
死後の議決権は後妻のマーシャに譲る」
と言い出す。
誕生日にCEOを禅譲されると思っていた
ケンダルは激昂。
そして三男ローマン、長女シヴォーン
にマーシャの議決権を
なんとか取りやめさせようと
持ちかけるが
兄弟の仲もあまりよろしくなく
誰もが密かに野心を持っており
話はまとまらない。
策謀が渦巻くロイコ社
そしてローガン家。
果たしてローガンの帝国の後継者はー
日本では今までスターチャンネルで
「キング・オブ・メディア」として
シーズン1を放送したり、
Amazonで「サクセッション」のタイトルで
配信したりしておったそうでありますが
最近はU-NEXTで「メディア王」として
4シーズン配信中であります。
原題「Succession」は「継承」という
意味でありまして、
…え、サクセッション?
ワタクシが愛してやまない
日本の有名なロックバンド!
RCサクセションのsuccessionか!
昔はよく野音でのライブ見に行ったり
したものでありますー
RCサクセションといえば
本格的に熱中いたしましたのは
忘れもしないFM東京の「パイオニア
サウンドアプローチ」と言う番組の
スタジオライブからでございました。
そのライブパフォーマンスは
ほんとに衝撃的でございました。
喋りのセンスやユーモア
「愛し合ってるかい」の掛け合いなど
それまでの日本のロックにない
独特のものでありまして
ワタクシを魅了したのでございます。
それからレコード買って
バンドで曲もコピーして…
…あれ?
失礼いたしました。
話が大幅に逸れてしまいましたが
RCサクセションの名前の由来も
前身のクローバーというバンドの
「継承」と言う意味のサクセションで
あったのでございます。
(清志郎は「ある日作成しよう
と思ったのでつけた」とか
適当なこと言ったりもしておりますが)
そう言うわけで
ローガンの巨大メディア企業が
誰に「継承」されるか
というのが話のメインでございます。
ワタクシの見る前の想像では
『ワンマン創業者が逝去して
誰が後を継ぐのか?
血肉の争いが繰り広げられ
「おじき、死んでもらいますけん!」
とか言ってアメリカの菅原文太が
アメリカの金子信雄に
ドス突きつけたりする』
みたいなことがあるのかと
思っておったのでありますが
(ワタクシの権力ドラマの
基本は「仁義なき戦い」から
まるで進歩ナシ)
そういうことはあまりなく
オヤジはなかなか死なないし、
後継者の本命・次男ケンダルは
アメリカドラマ史上最高にヘタレな
主人公でありますので
各シーズンの半分は落ち込んでて、
各シーズンの終わり頃「復活!」
を繰り返しており、
話が全然進まないのでございます。
それでも「全米人気ドラマなんだから
面白くなってくんだろ」と
我慢してみておったのでありますが
金持ちドラマのお決まりで
出てくる人物がみんな性格悪く
誰にも感情移入できません。
まるで「あなたはどのクソヤローが
一番嫌いですか?」コンテストみたいで、
逆に「面白いと言えば面白い」
のでありますが、
時々「なんでこんなドラマずーっと
見てるんだろう」
という気分になったりもいたします。
ところどころ面白かったりもいたしますが
全体的にアメリカでの評価ほどには…
というところでございました。
(注・これはあくまでも個人的感想です)
なんでワタクシには面白くないのだろう?
金持ちのことが理解できないのかとか
性格がひねくれてるからなのかとか
ボケジジイだからなのかとか
うるさい余計なお世話だとか
検討に検討を重ねてまいりましたところ
「アメリカ人じゃないから」
だという結論に達しました。
(なんじゃそりゃ?)
まずこのドラマのアメリカでのカテゴリーは
「ブラックコメディ」
でございます。
やはり全米人気ドラマである
「ホワイトロータス」
を見た時も思ったのでありますが、
アメリカで人気の「ブラックコメディ」って
きっと英語のニュアンスや
アメリカ人の暮らしぶりがわからないと
面白みがわからないのでございます。
アメリカ人が「寅さん」見て
「けっこー毛だらけ猫灰だらけ
お尻のまわりはクソだらけ」という
セリフ聞いても
「why?」
と思うだけなのと一緒なのでありましょう。
この「Succession」が
日本で配信先が何度も変わったり
題名変更したりしてたのは
アメリカでバカ売れのビッグタイトルなので
スターチャンネルやAmazonプライムが
苦心して売ろうとしたけど
話題にならなかったのでありましょう。
そういうことか。
納得いたしました。
了解です。
日本のドラマが世界市場に進出するとか
政府がお題目をあげておりますが
まず文化的軋轢があるという認識が必要ではと
思う次第であります。
(あれ、こういうテーマだったっけ?)
まあ、そんなことで
次回に続きます。
<追記>
あと、このドラマでヒジョーに気になりましたのは
不自然な「カット途中でのズーム修正」が
頻繁に出てくることでありました。
これは「ドキュメンタリーに見えるような
リアルっぽい画作り」の一環として
意図的にやっておるのでしょうが、
なんせ元々のストーリーがリアリティ欠如なので
あんまり効果ないような気がいたしました。
(注・これはあくまでも個人的な感想…って、
もういいか…)