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配信ドラマ探検記 昭和オヤジがネトフリ・アマゾンその他の密林を征く

配信ドラマを見て批評したり感想を言ったり、ツッコミを入れたりボケたりします。

「リーチャー 正義のアウトロー」全米が手に汗握る?!パンツぐらい替えろよリーチャー。

リーチャー 正義のアウトロー amazon prime video
ご機嫌いかがですか?ワタクシに断りもなく
関東地方がいつの間にか梅雨入り。
うっとうしい日々を過ごす阿覧澄史あらんすみしで
ございます。(老人性被害妄想?)
そんな中「なんかうっとうしさを吹き飛ばすような
痛快なドラマはないだろうか?」と
色々探っておりましたところ
ネットニュースに去年アメリカで放送配信された
ドラマランキングが紹介されておりました。
イカゲーム」「アドレセンス」などが1位、
2位でその後に「トラッカー」「リーチャー」
「ハイ・ポテンシャル」」「マトロック」
「ランドマン」など、
ワタクシには馴染みのないタイトルが
並んでおりました。
 
しかし
「これらは全米が涙したり、全米が興奮したり
 全米が痛快だった作品に違いない」
と(短絡的に)考えたワタクシは
ここから見られそうな作品をリサーチいたしました。
すると「リーチャー・正義のアウトロー」が
Amazonプライムで観られるとわかり
今回はこれを見ることといたした次第であります。
 
タイトルからして痛快活劇っぽいじゃないですか!
きっと「全米が痛快」だったに違いありません。
(なんだ「全米が痛快」って?
しかしそれより
「正義のアウトロー(無法者)」ってなに?)
 
 
「リーチャー 正義のアウトロー
2022年〜2025年米
脚本 ニック・サントラ 
   スコット・サリバン 他
監督 サム・ヒル
   ジュリアン・ホームズ 他
出演 アラン・リッチソン
   マリア・ステン
   マルコルム・グッドウイン
 
(シーズン1のあらすじ)
ジョージア州の小さな街、マーグレイブで
一人の男が射殺される。
そして翌日、容疑者として逮捕される大男の流れ者。
元陸軍警察のジャック・リーチャー少佐であった。
射殺された被害者が実の兄・ジョーであることを
知り、余所者の警部フィンリー、女性警官
ロスコーと協力して犯人探しを進めるリーチャー。
しかし街には第2第3の殺人事件が起こり
リーチャーの行手を遮っていくのだったー。
 
 
トム・クルーズの映画「アウトロー」の原作で
リー・チャイルドの人気小説シリーズ
「ジャック・リーチャー」の
満を持してのドラマ化だということであります。
 
トム・クルーズより今回のアラン・リッチソン
の方が原作に近いそうでありまして、
なんか冷蔵庫みたいな体型の
見るからに「元兵士」な風貌。
 
ニックネームは「リーチャー」でありまして
両親からも「リーチャー」と
呼ばれておりました(?!)。
(兄貴ジョセフ・リーチャーは「ジョー」と
呼ばれるのに。)
 
軍をやめてからは住所不定・無職で
全米を放浪している設定でございまして
荷物を増やしたくないので着の身着のまま、
(ナイフで斬りつけられてジャケットに穴が開けば
ガムテープで塞いでずっと着てる)
持ち物は歯ブラシ一本という
「正義のアウトロー」というより
まるで「正義のホームレス」であります。
 
このホームレスがひとたび事件に関わると
馬鹿みたいに強くて
嫌いなやつを容赦なく殴り、蹴り
悪人はためらいもなく銃で撃ち殺すという
痛快活劇なのであります。
 
ワタクシも道徳心はそれほど高いとは
言えませんが、ここまでくると
「(いろいろと)大丈夫なのかな?」と
心配になってしまうほどであります。
(登場人物たちも最初は非難したり
するのに、そのうち面倒になって
誰も文句言わなくなるし…)
 
しかしアメリカでかなりヒットしてるというのは
人権とか、裁判とか
色々がんじがらめの中で生きていると
ここまでモラリティ無視で勧善懲悪なのが
受けるのでありましょうか。
(だからトランプ政権がどうのとかは
もうここではあえて言いませんが…
他の全米大ヒットドラマもこんななのかなー。)
 
第2・第3シリーズも配信されており
2は軍警察時代の部下が集結する話
(第11作「消えた戦友」が原作)
3は謎の組織に潜入する話(第7作「宿敵」が原作)
でございまして、ワタクシは第2シリーズが
面白かったです。
 
しかし、ジャック・リーチャー
「着の身着のまま」って
下着も替えてないのだろうか?
「パンツぐらい履き替えろよリーチャー」
と思う次第でございました。