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配信ドラマ探検記 昭和オヤジがネトフリ・アマゾンその他の密林を征く

配信ドラマを見て批評したり感想を言ったり、ツッコミを入れたりボケたりします。

「爆弾」(Netflix) 佐藤二郎がすべて持っていく。「とびます、とびます」(あ、それは坂上二郎さんか…)

(C)呉勝浩/講談社 2025映画『爆弾』製作委員会
ご機嫌いかがですか?
イヤイヤながら新たな出稼ぎ仕事に
とりかかり、毎日電車に揺られて
東京まで通っておる阿覧澄史あらんすみし
でございます。
 
しかしまあ贅沢言ってる場合じゃない
のでありまして、
このトシで仕事があるだけ幸せ。
感謝とリスペクトを持って
仕事してまいりましょう!
 
しかし。
…。
ああ。グータラな日々が恋しい。
 
今日も通勤電車の窓から外を見て
「地球か…
何もかも皆懐かしいー」
などと意味不明なセリフを呟いて
(オマエは沖田艦長か!)
隣の女子高生たちに怪しがられつつ
いやいや仕事に行く
ワタクシでございました。
 
 
 
<ネトフリの話題作を見る その6(ぐらい?)>
「爆弾」(2026年)
原作 呉勝浩
脚本 八津弘幸 山浦雅大
監督 永井聡
出演 山田裕貴 佐藤二郎 伊藤沙莉
(137分)
 
 
 
<あらすじ>
「スズキ タゴサク」と名乗る労務者風の男が
警視庁野方警察署で取り調べを受けている。
 
スズキは「秋葉原で爆発事故が起こる」
と取調中の刑事・等々力に言い出すが
相手にしない等々力。
しかし秋葉原の爆破は現実に起こり、
スズキは「あと3度起こる」と言うのだった。
 
やがて東京ドームで2度目の爆発があり、
野方署は騒然となる。
 
スズキは一躍連続爆破の重要参考人となり
本庁から捜査一課のベテラン清宮と
その部下で群を抜く知能明晰な刑事・
類家がやってきて
本格的な取り調べが始まるー。
 
しかし朴訥な労働者に見えたスズキは
本性を表し、悪魔の牙を剥き始める。
 
自分の犯罪を仄めかし、
野方署で不祥事を起こし自殺した
刑事の名前を出して見せ、
さらに雑談めかして
爆発現場のヒントを与え続け
刑事たちを翻弄するのだった。
 
そして刑事たちを
次の爆発現場探しの
智力を振り絞った死のゲームへと
誘い込むスズキー。
 
スズキの狙いは一体何?
刑事たちは
悪魔のような労務者風の男
スズキタゴサクとの
知恵比べを制して
爆発を食い止められるのか?
 
 
 
 
ネトフリでちょっと話題の映画「爆弾」
であります。
 
取調室での容疑者と刑事の智恵比べが
メインストーリーでありまして
容疑者スズキ役の佐藤二郎の熱演、怪演により
ずっーと取調室のシーンでも飽きさせず、
爆破シーンも誤魔化すことなく
ちゃんと撮っております。
冒険的な力作でございます。
 
しかしワタクシは見ていて醒めてしまい
それに乗っかることができませんでした。
(とほほ…。)
 
正直、
もはや「佐藤二郎の映画」でございまして
映画のバランスとか吹っ飛んで
なんもかんもみんな
二郎さんに持ってかれてしまったような
気がいたしました…。
とびます、とびます。
(あ、それは坂上二郎さんか)
 
「スゴイ」と演技を評価する向きも
あろうかと思われますが、ワタクシは
「やりたい放題だなー」
と感じたのであります。
(というかやりたい放題すぎ。
カントクはちゃんと芝居つけたのか?
野放しか?野生の王国か!!)
 
もはやスズキタゴサクは
爆弾を仕掛けたり刑事を翻弄するような
インテリジェンスのある男に見えず、
爆弾ミステリーにリアリティが
全く感じられなかったのでございます。
 
「こういう映画にリアリティが必要なのか」
と思う向きもいらっしゃるかも
知れませんが
ワタクシは必要だと思います。
(見ててシラけちゃうから。)
 
原作は「このミステリーがすごい2023年版
国内第1位」に輝く傑作ミステリーで
ございましたが
(「インターネット通販オーガニック石鹸部門
国内第1位」のように狭い範囲の評価では
ない)
「小説としてのエンタメ」に命を賭けた
ミステリイでありまして、
これはリアリティとか必要ないのであります。
 
小説と映画の面白さの持っていき方は「違う」
ので、映画は小説とは違うものに
するべきではなかったかと
ワタクシ、思う次第でありました。
 
ぶっちゃけ登場人物の気持ちが
全くわからず、
行動のベクトルがどこに向かってるのか
ワタクシにはさっぱりわからなかった
「爆弾」でございました。
(これは加齢による「頭の堅さ」も
影響してるのか?余計なお世話だ!)
 
うーむ。
ネットの感想も調べて見ようと思いつつ
次回に続きます。
それではまた。