みなさまご機嫌いかがですか?
家人が旅行に出かけひとり留守番となった週末。
置いていかれたワタクシ・阿覧澄史あらんすみしは
逆にちょっとウキウキでございました。
お、家族が不在?
好きなことできる!?
両親が旅行に行った海外ドラマの高校生なら
友達全員呼んでパーティするとこです。
酒とクスリとダンスのどんちゃん騒ぎ!
Sex and Drugs and Rock'n roll!!
…まあそこまでする気力と体力があったら
ワタクシももう少しバリバリ働いてるで
あろうと思われます。
しがない田舎のぐーたらオヤジとしては
こういう時はこよなく愛するスーパー
「食生活LOVELOVEロピア」に出かけ
大容量惣菜やピザ、大容量スイーツ、スナックを
買い込み週末かけて一人で貪り食うのが
関の山でございました…。(ちょっと寂しい)
おかげで週明けはオータイサンとかのお世話に
なるのでございますが、日頃の鬱憤ばらしになり
満足いたした次第でございます。
<Netflix やや新作とかを見る>
「ゼロ デイ」2025年 米
プロデューサー エリック・ニューマン
ノア・オッペンハイム
マイケル・シュミット
脚本 エリック・ニューマン
ノア・オッペンハイムほか
監督 レスリー・リンカ・グラッター
出演 ロバート・デニーロ
ジェシー・プレモンズ
(リミテッドシリーズ 6話)
(1話あらすじ)
ニューヨーク郊外の邸宅。回顧録を書くことが最後の
仕事になりそうな元大統領ジョージ・マレンが
隠棲の日々を送っていた。
しかし、ある日「ゼロデイ攻撃」と呼ばれる
エネルギー、通信、輸送ネットワークへの大規模な
サイバー攻撃が起こり、数千人が死亡する事件が
起こる。
マレンは現大統領にゼロデイ攻撃を調査する委員会の
責任者になるよう要請され、最初は固辞するが
結局引き受けることになる。
ロシアの事件への関与が取り沙汰される中、
過去の人脈をたどり情報を集めるマレンであったが
マレンの精神状態は危うく見える。
マレンが手帳にメモしていた情報は落書きに近く、
幻聴が常に聞こえ、ゼロデイ攻撃で死んだ人物の
姿を見てしまうマレン。
果たしてゼロデイ攻撃の首謀者は?
そしてマレンは認知症なのか?
デニーロ大丈夫か?
「ロバート・デニーロが引退した元大統領を演じ、
サイバーテロに挑む」というドラマであります。
そう聞くと痛快アクションというか
「エアフォースワン」とか「24」みたいなヤツ
かいなと勝手に想像して見始めたのでありますが
そんな派手なアクションはありません。
(デニーロも80歳過ぎてるし
そんなアクションしたら死んじゃうって…)
じゃあデニーロが調査委員会を率いて
どんどん真相に迫っていき
「ご隠居様が悪を懲らしめるために立ち上がる」
水戸黄門的な事件ものなのかというと
そーいうわけではなく、
デニーロ自体はあんまり活躍せず
(一度元検事の経験で容疑者を自白させるぐらい)
謎解きも、ほぼ手下が持ってくる情報を
鵜呑みにするだけでございました。
ほとんどなく、時事ネタものでもない。
やや苛立ちつつも1話、2話と見進めていって、
ようやく陰謀・対立・疑惑など政治の世界の
駆け引きがメインのお話なんだと
理解したワタクシでありました。
(ここまで見てやっとわかるボンクラさ…)
だから「ゼロデイ攻撃」の詳細とか
「犯人は誰?」とかの謎解きはドラマ上
どうでもよいらしく、それによって
政治の世界がどう変わって行くのかが
主眼なドラマなのでありました。
だいたい出てきた瞬間から
あからさまに悪いやつにしか見えない
シングス」のマッドサイエンティスト・
ブレナー博士。「エルのパパ」。)が
下院議員役にキャスティングされている
ことに如実に現れております。
「絶対このヒト怪しい。事件に関係してる」
とうちの義母(85歳)でも勘づいてしまう
ことからも、制作サイドは謎解きを
重要視してないということがわかるので
あります。
(「土曜ワイド劇場」だったらもっと怪しく
なさそうな俳優使ってるでしょう。
最初は展開遅くてかったるいと思っておった
ワタクシでありますが、
見方を定めてから俄然面白くなり、
やはり先入観を持ってドラマを見てはいかん
なあと思う反面、「ゼロデイ」というタイトル
では内容を表しきれてないなあと思う
今日この頃でございました。
次回ジジイ主役ドラマシリーズ第2弾(??)
「グランパは新米スパイ」(Netflix)
を予定しております。老人問題に鋭く切り込み
はしないと思いますが乞うご期待。