ご機嫌いかがですか?
毎日スカパーのプロ野球中継で
ベイスターズを応援するだけの日々を送っております
阿覧”クズおやじ”澄史あらんすみしでございます。
昨年はどさくさに紛れて日本一を獲得した
ベイスターズでありますが、なんだか釈然としない
日本一でありまして(リーグ3位なのに日本一?)
「今年こそ宿願のリーグ優勝を」と切に願い
ビール片手に今日もテレビで声援を送って
おるのでございます。
ところがどーも打線の調子がイマイチでありまして
なかなか点が取れないし、バウワーが中4日で
投げまくって四球連発ボカスカ打たれたり
とってもチグハグでなかなか勝てないので
あります。くやしー。
しかしながらワタクシも伊達にベイスターズファンを
長いことやってるわけではございません。
30年に一回ぐらいしか優勝できないチームを
負けても負けても応援し続け50年。
「弱くても凹まないメンタル」が
鍛えられ続けてきたのでございます。
平気、平気。もう全然へっちゃら。
(大洋ファンはみんなMか?)
そういうわけで、今回は
ネトフリの「今日の映画TOP1」であった
「はたらく細胞」の感想をお送りします。
(すみません。ベイスターズとは
全く関連ありません)
それにしても蛯名と梶原と森敬斗は
もう少し打てよ!
<Netflix 「今日の映画TOP1」を見る>
「はたらく細胞」2024年 日本
原作 清水茜
脚本 徳永友一
監督 武内英樹
(1時間51分)
(あらすじ)
人間の体内で働く細胞たちの世界。
抗原提示細胞のマクロファージ先生に
酸素を運ぶことを教わる赤血球の
「赤血球」(役名が赤血球)は
化膿レンサ球菌に襲われるが
白血球の子供「白血球」(役名が白血球)
に助けられる。
やがて大きくなった「赤血球」は脱核し
働き始めるが、ドジっ子で失敗続きであった。
そこへ今度は「黄色ブドウ球菌」に襲われ
また白血球の「白血球」(役名が白血球。
えーい、ややこしい…)に助けられる。
そんな日々を送る細胞たちは
実は女子高生・漆崎日胡(ニコ)の体内にいた。
やがてニコの身に不幸な出来事が起こり
その体内では「体内史上最大の戦い」が
始まろうとしていたー
もうあらすじ書いてて何がなんだかわかりません。
ネトフリには「ミクロの決死圏」現代版などと
説明されておりましたが
ちょっと違います。(断言)
つまり体内の細胞世界を擬人化して、
細菌との争いを描いておるのでございます。
同じ監督(フジテレビの武内さん)の
「なぜか埼玉」ーじゃなかった、
「翔んで埼玉」もイマイチだったし、
ほぼ期待せずに見たのでありますが
意外な(失礼)面白さでございました。
テーマパークのような体内(血管内?)を
すごい数のエキストラが動き回り
カラフルなコスチュームには日本語で
「白血球」とかわかりやすく書いてあるという
シンプルな擬人化でありまして、
原作通りなのか
実写にしてはかなりダサダサで
見栄えがあまりよろしくないのでありますが
かえってそれが面白く感じさせるのでございます。
いかにも作り物っぽさ全開、
学芸会のような舞台立てがワクとなり
いかに話が荒唐無稽になろうとも
見てる方に許容させるといいましょうか、
納得して見てしまいます。
美術装飾小道具も良かったです。
面白がって作っておりまして
相乗効果で映画自体の面白さに反映しておる
ような気がいたします。
リアルさを求めず
わざとらしさや嘘っぽさが面白くさせるような
こういう映画の作り方もあるのだなと
ワタクシ感心致しました。
(後半の「お涙頂戴」なシーンはちょっと
好きじゃないですが…商売には必要なので
ありましょう)
ほめてんだかけなしてんだかわからない文章に
なってしまいましたが(褒めております)、
「はたらく細胞」
おすすめでございます。