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配信ドラマ探検記 昭和オヤジがネトフリ・アマゾンその他の密林を征く

配信ドラマを見て批評したり感想を言ったり、ツッコミを入れたりボケたりします。

「バイキング」ネトフリ100本鑑賞チャレンジ#86

バイキング Netflix
ご機嫌いかがですか?ネットフリックス鑑賞の合間に
諸事情により断念していた書斎の大掃除をする阿覧澄史あらんすみしです。
「悪霊狩猟団・カウンターズ」の回にも「悪魔の沼」の試写状などをご紹介いたしましたが
今回は名画座のスケジュールなどが多数が発掘され(貧乏なのでなんでも取ってある)
何気なく手に取ると
早稲田松竹「ダーティメリークレイジーラリー」と「セルピコ」2本立て>
並木座 小津特集「東京物語」と「麦秋」>
などというプログラムが目に入り、懐かしさのあまり滂沱の涙を流して
いつしか熟読しておるワタクシでございました…。
(ジジイの懐古ブログか!)

1976〜85年ぐらいの名画座スケジュール 
 ワタクシが中学〜高校生の頃、暇さえあれば映画館に通っておりました。
このころ見た映画の数々が、今のワタクシを形成していると言っても過言では
ございません。(形成しても大したモノにはなってないが…)
 学生には新作のロードショーは高いので、主に旧作を2本立てで上映する
名画座に行っておりました。東京の至る所に名画座があり、思い思いに
個性的なプログラムを組んでいた時代であります。
 毎月「ぴあ」「シティロード」といった情報誌を買って、
見たい映画にマルつけて池袋の文芸坐、テアトルダイヤ、新宿の名画座ミラノ、
テアトル新宿、新宿ローヤル(アクション一本立て)渋谷の全線座、銀座の並木座
自由が丘の武蔵野推理、飯田橋佳作座などによく行っておりました。
見たいものがあるときは横浜や埼玉まで遠征したりして…。
(高校の球技大会サボって鶴見の京浜映画で鈴木清順5本立てとか見た!)
 
 ですからワタクシのアタマの中の首都圏の街の地図は
 (ほとんど消えてしまった)映画館がいまだに起点になっておりまして、
そこを基準に位置を把握しておるのでございます。
(今でも「渋谷のパンテオン前で集合」とか平気で言ってたりする…)
 
いつしか旧作はレンタルビデオで見るようになり、DVDになり、配信になり
名画座から足が遠のきましたが、文芸坐早稲田松竹はまだ営業している
そうなので「今度行ってみようか」と思う今日この頃でございました。
 
(ふー。
本題に入る前に力入れすぎた…。)
 
 
ネトフリ100本完全視聴チャレンジ その86
「バイキング」  2016~2020年ノルウエー
監督 脚本 ヨン・イーヴェル・ヘルガケ ヨナス・トルゲシェン
出演    ニルス・ヨルゲン・カールスタード
      コーレ・コンラーディ シリエ・トルプ
(3シリーズ 18話)
 
西暦790年。バイキングの集落オルハイムに
首長オラフをはじめとした一団が略奪の遠征から帰ってくる。
留守を任されたオラフの弟オームが一団を迎えるが
首長の弟なのに誰にも相手にしてもらえず、祝宴にも呼ばれない。
質実剛健・腕力第一のバイキングの世界では
現代人のように口先ばっかりで卑怯で臆病なオームには生きづらい。
しかしオームは兄の死をきっかけに首長となり、
オルハイムの人たちを混乱に陥れていくのであったー
 
バイキングの本場ノルウエー制作の本物バイキングドラマかと思いきや、
エログロブラックコメディでありました。
バイキングたちが死を簡単に受け入れるというようなギャグを中心に
理屈っぽい現代人のような言い訳をする悪役たちを放り込み
なんだか面白いんだかよくわからない世界が展開されます。
 
でもまあバイキング全てが獰猛で凶暴だったかというと
中には理屈っぽいやつも、卑怯なやつも、平和主義者も
いただろうし、
外国で暴れまくってるのに、故郷に帰るとしょーもないことばっかりやってたのかも
知れないし、
そういう意味ではリアリズムなのかなとも思います。
下ネタはプリミティヴな世界の象徴とも言えなくはないし…。
 
えと
なんかぐちゃぐちゃ言っておりますが
要は(ワタクシには)あんまり面白くなかったです…。
どうせならモンティパイソンみたいなキョーレツな
風刺が入ってるといいのにと思いました。
 
なんだかお茶を濁したようなコト書いてていいのかと思いつつ次回に続きます。
「デッド・トゥ・ミー さようならの裏に」でございます。