最近、小4の娘を習い事や歯医者に連れて行ったり
授業参観に行ったりしてそこそこ忙しい阿覧澄史あらんすみしで
ございます。(本当にソコソコだな…)
以前から歯医者や習い事などに娘を連れて行くと
「今日はおじいちゃんと一緒でいいね」などと言われておりました。
年端もいかぬ幼児の頃は、いちいち
「おじーちゃんじゃないよ。お父さんだよ」などと大人を嗜め、
誤りに気づいたヒトがワタクシに過剰に謝罪するという余計に悲しい事態
になっていたものでありますが、
最近は娘も「また言われてるよ」と言う顔でスルーするようになっており
ました。
オトナになった娘に感慨を覚えつつも、
ちょっと悲しく思う父でございます…。
ネトフリチャレンジ その83
「ペーパーハウス・コリア:統一通貨を奪え」2022年韓国
脚本 リュ・ヨンジェ キム・ファンチェ 他
監督 キム・ホンソン
出演 ユ・ジテ キム・ユンジン パク・ヘス
(1シリーズ 12話)
近未来の韓国。南北統一を間近にして
JSA(共同警備区域)がJEA(共同経済区域)となり
統一紙幣を印刷する造幣局が作られていた。
南北首脳会談を控えたある日、
「教授」と名乗る謎の男が集めた犯罪者集団が
造幣局を襲撃、人質を監禁して立て篭もる。
すぐに南北合同の対策本部が作られ
南の犯罪交渉のスペシャリストである女性警部ソン・ウジンが
指揮を取るが、動向の読めない犯人グループや
北の軍人たちとの軋轢に苦しむ。
果たして犯人たちの真の狙いは?
本家「ペーパーハウス」は2021年に見て、
スペインのその情熱的かつ人生を謳歌するスタンスに驚嘆致しましたが
(大事件の最中に犯人側も警察側も恋愛沙汰が頻繁に発生する)
その韓国版であります。
登場人物はオリジナル版に驚くほど忠実で
役名(都市名の呼び名)とキャラクター(人物の性格)は
本家とほぼ同一と言ってもいいかと思います。
ネットフリックス史上最大にウザい人質
アルトゥーロもしっかりいるし(さすがに名前はチョ・ヨンミンだが)。
大まかのストーリーもほぼ一緒でございまして
違いは犯人グループのマスクがサルバトーレ・ダリから
韓国の伝統的なお面に変わっているのと
舞台を架空の「共同経済区域」の統一通貨を刷る造幣局にし
南北統一をバックグラウンドにしていることでありました。
本当にそのぐらいしか変えてない印象なのでありますが
物語の背景としても、人物の厚みをつける上でも
統一通貨は効果的な設定であったと思う次第であります。
(あと恋愛沙汰を少なくして本家よりスッキリして
見やすくなっているのも良い)
思ったより面白かったのでありますが
何だか「イカゲーム」とイメージだぶるし
韓国版作る必要あったのかなという気も致しました…。
こうなったらいっそ
日本版・ハリウッド版・インド版etcも作って
見比べると言うのはどうでしょう?
例えば
「ペーパーハウス・ジャパン:渋沢栄一を奪え」
架空キャスティング
トーキョー 池田エライザ
ナイロビ 江口のりこ
リオ 板垣李光人(もしくは旧ジャニーズ系)
モスクワ 國村集か光石研(アパッチ研でも可?)
オスロ 一ノ瀬ワタル(スケジュール合えば
リリー・フランキー。ピエールとはセットで)
警部 篠原涼子
みたいな…。
(うーん。なんか想像できる。
あんまり見たくないかも…。)
そんなことで次回は
「レモニー・スニケットの世にも不幸なできごと」
でございます。
どうかお見捨てなきよう…