みなさまご機嫌いかがですか?
長年小銭は貯金して、ある程度貯まったら
まとめて銀行に持って行くという習慣だった
のでございますが、最近は手数料が有料になってしまい
自他共に認める吝嗇家であるワタクシはそんなの
絶対払いたくないので
貯まった小銭の処理に困っている阿覧澄史あらんすみしです。
(長い紹介文…。)
仕方ないのでセルフ会計のスーパーで買い物して
機械に入るだけ小銭ぶち込んで支払ったりしておるのですが、
これだと「小銭をチマチマ貯めてまとまったらドーンと無駄遣い!」
という小銭貯金の醍醐味が損なわれてしまい、
これも時代の流れなのかと
やるせない想いでいっぱいであります。
銀行の奴らは金のことばっかりで顧客の都合なんて考えとらんし
だいたい近頃の若いヤツはけしからんー
(以下ジジイの罵詈雑言が続く)
ネトフリ完全チャレンジ その79
脚本 三嶋龍朗
監督 佐藤祐介
(映画 104分)
新宿の裏社会のトラブル処理を請け負う始末屋・冴羽獠は相棒の槇村と
共にコスプレイヤー・くるみの保護を依頼され、その行方を
追っていた。しかし見つけたくるみは何かを恐れるように夜の街を逃げま
どう。時を同じくしてその新宿では謎の暴力事件が多発しており、
くるみや獠たちも否応もなく巻き込まれ、槇村が命を落としてしまう。
殺害現場に居合わせた槇村の妹・香は事件の真相を知るべく、獠に調査を
依頼するがー
80年代後半に週刊少年ジャンプで連載され
アニメ化もされていた「シティハンター」が
ネットフリックス映画で登場であります。
時代は現代。場所は新宿・歌舞伎町。
いろいろ現代っぽい風俗を見せているのでありますが
シティハンターへの依頼は
マンガと同じく駅の伝言板でありました。
これが映画のスタンスを決めてしまったような気がいたします。
駅に伝言板があることや
主人公が警察官でもないのにフツーに銃をぶっ放すこと
マンガ表現のツッコミ用ハンマー。
原作マンガ読んだファンは当たり前に見れること
(と言うか喜ぶこと)でしょうが
原作よく知らない人はそんなので引っかかって
ドラマの世界に入っていけないのであります。
この映画がリアリティを求めず、たとえファンタジーだとしても、
映画の中の世界の枠組みを理解させるためのエクスキューズ
(言い訳のシーンやセリフ)が必要な気がいたしました。
まあ、そう言うわけでこれは原作「シティハンター」ファン向けの
映画なのかなと思う次第であります。
(なんか「幽遊白書」でもおんなじようなコト書いた気が…)
原作通りでも、大きく変えてても
面白ければいいのでありますが、やはり原作のファンが
たくさんいるドラマというのはつくづく難しいですね。
無難なまとめに我ながら赤面しつつ
次回「私立探偵ダークジェントリー」です。