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配信ドラマ探検記 昭和オヤジがネトフリ・アマゾンその他の密林を征く

配信ドラマを見て批評したり感想を言ったり、ツッコミを入れたりボケたりします。

「悪霊狩猟団 カウンターズ」ネトフリ100本鑑賞チャレンジ#75

悪霊狩猟団カウンターズ Netflix
このところずーっと家で過ごし
いい加減家族に嫌がられている阿覧澄史あらんすみしです。
ずっと書斎(ワタクシだけが書斎と呼んでいる部屋)
におりますので少しでも居心地を改善すべく
「断捨離」を断行しようと部屋中をひっくり返しましたところ、
家族に見せられないような恐ろしいものが沢山出てまいりまして
慌ててまた押し入れの奥に突っ込んだりしておる今日この頃であります。
(処分すべきものは早めに処分した方が良いは思うのでありますが…)
 
 しかしながら少年時代から映画好きでコレクションしていた映画の鑑賞
券、行けなかった試写会ハガキ、名画座の上映スケジュールなど
珍しいものも発掘したので一部お見せしたいと思います。
 

図1 幸福の黄色いハンカチ
高倉健のでておりました映画「幸福の黄色いハンカチ」の
販促ハンカチであります。ハンカチというかガーゼというか
ペラペラで、松竹映画なのでなぜか渥美清の「マルちゃんきつねうどん」
の絵がついております。
マルちゃんきつねうどんといえば武田鉄矢が思い浮かびますが
この映画にも出ておりますので、そういう縁でCMやるように
なったのでしょうか?(ま、どうでもいいか)

図2 悪魔の沼 ソノシート試写状
1977年公開のトビー・フーパー監督作品「悪魔の沼」の
試写状なのですが、レコードになっていて「ギャー」とか
「ワー」とか言う声が入っています。(ぞんざいな説明)
これは試写会の招待状で、入口で係員の人がボールペンで印を入
れて返してくれたので残っておるのであります。
場所は霞ヶ関にあった久保講堂でした…。(おお、RCサクセションのライブ
が懐かしい)
 
ホラーつながりになったところで今回のネトフリチャレンジは「悪霊狩猟団 カウンターズ」でございます…。
(ギャー!ワー!
「悪魔の沼」の内容よく覚えてない…。)
 
ネトフリ完全チャレンジ その75
「悪霊狩猟団 カウンターズ」2020年 2023年韓国
脚本 ヨ・ジナ ユ・ソンドン キム・セボム
監督 ユ・ソンドン
出演 チョ・ビョンギュ ユ・ジュンサン ヨム・ヘラン
(2シリーズ 全26話)
 
 
人間に寄生して殺人を犯させ、被害者の魂を喰らう悪霊が蔓延する
チュンジン市。
そこでは、「カウンター」と呼ばれる悪霊狩猟チームが、
悪霊を探し出して召喚(除霊)するという任務を担っていた。
(カウンター達はかつて瀕死の重傷を負った人間であり、
あの世(ドラマでは「ユン」と呼んでいる)の天使のような
人たちとのつながりによって特殊能力を得ている)
 ある日、カウンターの一人が強い悪霊との戦いで殉職、
あの世のパートナーであったウィゲンはあわてて後任を探すが
なぜか瀕死ではない高校生のソ・ムンに取り憑くことになる。
 ムンは能力に気づき困惑するが、やがて「カウンター」として
悪霊のみならず、チュンジン市の闇をも暴いていくー
 
 
 
漫画みたいなハナシでありまして(原作はWEBマンガ)、
難しいことは置いといてとにかく悪霊バスターズが
悪霊を退治する痛快娯楽作品であります。
何しろ「悪霊」が相手ですから、倫理問題とか
コンプライアンスとか考えずに勧善懲悪で
バンバン悪をやっつけられるのであります。
 
そしてこの悪霊バスターズがそんなにかっこよくないのが
いいなと思いました。
アジトはククス屋(韓国のうどん屋?)で、かくれみのという
レベルでなくバリバリ店で働いてるし、
ユニフォームは赤い日本の学校ジャージみたいなヤツだし、
リーダーはふつーのおばちゃんだし。
そんなバスターズ(ドラマではカウンターという)達が
悪霊を倒しつつ、ついでに主人公ソ・ムンの学校のイジメ問題を
解決したり、警察や役人の悪だくみを阻止したりするのも
カタルシスがあって面白く鑑賞いたしました。
 
難を申せば、泣かせどころをずいぶん時間かけて押しつけてきたり
(韓流に親子やおじいさんおばあさんとの情愛は必須)、
いろいろ辻褄合わないとこがあったりもするのでございますが
(車の外から銃で撃たれてるのにガラスが割れてなくて
自殺と断定されたり・警察勾留中の容疑者がずっとネクタイ
つけてたりとか)
それを差し引いても第1シリーズはよかったのであります。
しかしであります。
しかし、第2シリーズはいささかしんどい出来であったと
申さざるを得ません!!
(いや、そんな力まなくてもいいんだけど…)
 
 1が面白かったんで、2も期待して見始めたのでございますが
ゲストやサブキャラを引っ張りすぎて、ストーリー展開が
遅く、かったるいのであります。(あくまで個人的見解です。)
何しろ悪霊がカン・ギヨン(あ!「ウヨンウ弁護士」の上司やってた人だと
7話ぐらい見てから気づきました。おそ。)
という大物を連れてきてしまったので
1話じゃ殺せなくなってしまったのでありましょうか。
強すぎて主役ムン以外は歯が立たなくなってしまったのも
つまらない要素でありますし、悪霊のうちわもめの話や、
ムンの恩人が悪霊になって苦悩するとかもペースダウンの原因でありまし
て、まあとにかくシーズン2に過大な期待を寄せるのは
やめた方が無難かと思う次第であります。(それはワタクシです)
 
そういうわけで次回、またもや韓流。それも恋愛史劇?
ついにでた韓流ラスボス、イ・ビョンホン
どうなりますか乞うご期待であります。