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配信ドラマ探検記 昭和オヤジがネトフリ・アマゾンその他の密林を征く

配信ドラマを見て批評したり感想を言ったり、ツッコミを入れたりボケたりします。

「グラスハート」(Nefflix) 元ロックボーカリストあらんすみし(61) 大いに語る?!

グラスハート Netflix
ご機嫌いかがですか?
出稼ぎで深夜勤務中に
顔面から大量に出血、
5針縫った阿覧澄史あらんすみしです。
(人生最大に血が出た!)
脳天唐竹割りをくらったわけではなく、
明け方に眠くて朦朧として歩いていたら
よろけて倒れそうになり
頭から壁に激しくぶつかったのでありました。
(いろいろ大丈夫かワタクシ…。)
 
そんなわけで今回は
頭を打ってますますボケが酷くなったか
ついにイッテしまったか
「元ロックボーカリストあらんすみし(61)が
見たバンドものドラマ『グラスハート』」
をお送りいたします。
張り切ってまいりましょう!
シェケナベイベー。
(来週抜糸だぜベイベー。)
 
 
Netflix新作を見る>
「グラスハート」2025年日本
原作 若木未生
製作 佐藤健 岡野真紀子
脚本 岡田麿里 阿久津朋子 ほか
監督 柿本ケンサク 後藤孝太郎
出演 佐藤健 宮崎優 町田啓太 志尊淳
(1シーズン 10話)
 
 
<1話のあらすじ>
大学生の西条朱音(あかね)は
ロックバンドのドラマーだが
ロックフェスの当日に「女はバンドにいらない」と
バンドをクビになってしまう。
 
フェスは雨で中止になるが
誰に聴かせるでもなく
怒りともつかぬ感情をドラムにぶつけて
演奏する朱音。
そこにドラムに合わせてピアノの音が
聴こえてきて、
激しいアドリブのセッションとなる。
 
ピアノを弾いていたのは
カリスマ的人気のあるアーティスト
藤谷直季であった。
降りしきる雨の中
果てることなく続く二人の演奏ー。
 
それから3年ー。
朱音はドラムを諦める決意を固めていたが
そこに藤谷から突然の電話がある。
藤谷の新バンド・テンブランクに
加入しないかという誘いであった。
戸惑う朱音を尻目に
藤谷と朱音、
若手の凄腕ギタリスト高岡と
ネットで有名なキーボーディストの坂本を加えて
テンブランクは始動する。
 
手始めに知り合いバンドの
初めてのライブが行われようとしていたー
 
 
 
 
 
「グラスハート」は最近話題のNetflixドラマで
ありまして、演じていた俳優さんたちが
実際にレコード出した(いやCD? 音楽配信?)
とネットニュースにも取り上げられておりました。
 
そんな本格的なバンドのドラマならば
その昔(40年前だけど)バンドやってたワタクシも
黙ってられないぜベイベー
と、全10話鑑賞いたした次第であります。
 
曲はRadwimps野田洋次郎とかに依頼して
最近風のロック楽曲になっておりまして、
演奏シーンも本当に弾いているよう。
特に朱音のドラムは相当練習した感じがいたします。
 
まるでミュージックビデオのようで
音楽的なクオリティは高いです。
佐藤健の歌も(声量はないけど)
思ったより良かったし。
 
しかしながらオールド・ロックファン
からいたしますとこのバンド、
音も演奏もキレイすぎて
ロックっぽくないのであります。
 
ワタクシにとってロックといえば
「権威への反抗」や「熱い魂の叫び」
でありまして、
テクニックよりも思い入れを、
完成度より荒々しさを
重視いたしたものでありますが、
このドラマにはそれが感じられないっちゅうか
「ロック魂」がないっちゅうか(本中華)
それが大変寂しく思った次第であります。
(まあ現代のロックバンドなんてみんな
「ロック魂なんてクールじゃない」とか
思っているのでありましょうが…。)
 
音楽の話はともかくとして
この「グラスハート」が
ドラマとしてどうだったかと一言で言うと
「少女マンガ」のようでありました。
(原作はライトノベルだが)
 
若い女の子の視聴者が
主人公朱音に自分を投影して
藤谷ナオキ(佐藤健)と恋に落ちたり、
同じバンドの坂本(志尊淳)にも言い寄られ
モテモテになるのを
「ワタシだったらどうしよう」と喜んでみたり、
人気バンドの女性ドラマーとして
成り上がっていくのを楽しむような内容で
言うなればバンドは
「恋愛のバックグラウンド」
という作りでございます。
 
そして恋愛や雰囲気、
かっこよさのために
リアルさは排除し、盛り上げること優先な
画作りをしているようであります。
(なんの準備もしてないのに
突然船上でライブ中継したり、
屋上ライブ始めたりもする)
 
まあそういう作品でありますので
ロック魂があるとかないとか
オヤジが青筋立てて言っても
仕方ないのでありました…。
 
 
90歳を超えた現役演出家・石井’TBS’ふく子先生が
AIに書かせた「渡る世間は鬼ばかり」の台本を読んで
「心がない。」
とダメ出しをされたそうであります。
(AIに書かせて無理言うな!)
 
ワタクシもそれとおんなじようなコトを
言っていたのでありましょうか。
 
でもさ、バンドものって言ったら
「ローズ」とか
「スパイナルタップ」みたいなものを
見たいじゃないですか。
 
誰かオヤジ向けロックドラマを
作ってくれないかと願う
今日この頃でありました。
シェケナベイベー。
(つづく)
 
 
 
追記
このドラマではどっちかというと
サブキャラの菅田将暉の方がロックです。
(この人はホントに芝居上手いと
いつも感心してしまうのだが)
主役のバンドが熱演しても
この人が出てくると、
みーんな持ってかれてしまうのが
笑えます。
 

「ウェンズデー」シーズン2 パート2(Netflix ) オヤジも満足。信頼のバートン印のゴシックホラー

ウェンズデー Netflix
 みなさまご機嫌いかがですか?
怪しい出稼ぎ仕事に出掛けております
阿覧澄史あらんすみしでございます。
 今回は2ヶ月ちょっとの間
富士山麓の人里離れた場所で
深夜勤務の仕事をすることになり、
昼夜逆転の生活を送っております。
(聞くだに怪しそうな仕事…。
しかし詳細は伏せますが
法は決して犯しておりません!)
 
 果たしてこんな過酷な環境で
グータラ生活をつつけていたワタクシが
2ヶ月ももつのか?
半ボケ老人が配信ブログを続けられるのか?
甚だ疑問ではございますが
可能な限り両方継続する覚悟でございます。
そういうわけで
今回は9月4日配信開始、
「ウェンズデー」シーズン2の続きを
見てまいります。
 
 
 
 
 
 
 
Netflix 新作を見る>
「ウェンズデー」(シーズン2 パート2)
          2025年米
脚本 アルフレッド・ゴフ 
   マイルズ・ミラーほか
出演 ジェナ・オルテガ
   グエンドリン・クリスティー
(2シリーズ 16話)
 
 
 
 
<シーズン2・パート2のあらすじ>
パート1でウィローヒル(精神病院)に潜入して
怪物化している初恋の人タイラーに窓からぶん投げられ
重傷を負っていたウェンズデーが
病院で目を覚ます。
するとそこには死んだ前校長・ラリッサがいた。
 ラリッサは能力を失ったウェンズデーの
「魂の導き手」として
幽霊となって下界に戻ってきたのだった。
 
心ならずもラリッサに助言されつつ
自らの能力の復活と
親友の人狼少女イーニッドの「死ぬ運命」
の回避のため奔走するウェンズデー。
 
やがてウィローヒルから逃走した3人・
タイラー
ゾンビのスラープ
ウェンズデーに助けられた地下牢の1938番。
この3人がウェンズデーの前に
たちふさがる。
彼らは互いに深い関わりがあり、
アダムスファミリーにも因縁の深い人々で
あったのであった。(なんだこの文章?)
 
そしてー
 
怪物ハイドがもう一匹現れ
レディー・ガガのような幽霊が儀式をし
(いや、ホンモノのガガさん)
ウェンズデーはギャル化し
(愛想のいいウェンズデーは可愛くない)
イーニッドは狼になり
ビンづめ生首のオルロフ教授はゾンビに食われ
そして「ハンド」は誰の「手」だったのか判明する
のであります!
アダムスファミリーも活躍するシーズン2パート2。
乞うご期待!
 
 
 
 
 
もはや「あらすじ」だかなんだかわからない
文章でありますが、
待望の「ウェンズデー」シーズン2パート2の
配信開始でございます。
 
シーズン2を見始める時には
シーズン1を全部見直したのでありますが
(下記参照)
今回は「パート1はこの間見たばかりなので
いいだろう」と配信開始の第5話から
見始めました。
 
ところが思ったより話を覚えておらず
(愕然!!全ボケ老人?認知症なの?
脳内はアミロイドβとタウでいっぱい?)
仕方なく4話(パート1の最後の話)を
見直して記憶を新たにした
ワタクシでありました…。
 
前置きが長くなりましたが結論は
「今回も面白かった」
「オヤジも満足。信頼のバートン印の
ゴシックホラー」
でございました。
 
シーズン2前半と打って変わって
ウェンズデーちゃん大活躍。
アダムスファミリーの面々も見せ場あり、
ワタクシご贔屓のオオカミ少女イーニッドちゃんも
フューチャーされております。
「死者の日」や「仮面舞踏会」などの
見せ場も満載、
ゴシックホラー的ヴィジュアルも健在。
 
話自体も、ファンタジー世界ですから
グダグダになってもおかしくないところ
納得できるような筋が通っていて
さすがティム・バートン製作総指揮(ときどき監督)
かなと思わせます。
 
やがて事件は解決、
第3シリーズへ行く気満々で終わるのでありました。
 
続きを見たい気もするのですが、
ワタクシ的にはこの辺で有終の美を飾っといた方が
いいかなという気もいたします。
(シリーズがあんまり長くなりすぎると
ろくなことないからなあ…。)
 
そういうわけで
今日も夜中に仕事する合間に
ブログをアップするワタクシでございました。
アダムスファミリーじゃないんだから
人間夜は寝なきゃアカンとつくづく思いますが
まだまだワタクシの深夜勤務は続きます。
 
無事に帰れるのでありましょうか…。
ではまた次回。
 
 
追記 ワタクシ全く気がつきませんでしたが
   瓶詰め生首オルロフ教授は
   「バックトゥザフューチャー」のドグこと
   クリストファー・ロイドでありました。
   映画版「アダムスファミリー」では
   フェスターおじさん役だったそうです。

「アップルサイダービネガー」(Netflix)豪州の虚言インフルエンサーの実話。ネットの言うことはいったん疑おうー

アップルサイダービネガー Netflix
みなさまご機嫌いかがですか?
人間ドックの結果が出て
医者に「タバコやめなさい」と遠回しに言われるも
やめられない阿覧澄史あらんすみしでございます。
 
紙巻から電子タバコには
数年前に変えているものの
(苦労してまずい電子タバコに慣らした)
20代前半から1日40本ペース。
それを欠かさず40年間でありますから
ワタクシの肺は考えるだに恐ろしい、
取り返しのつかない状態になっているのは
間違いないのであります。
 
もはや禁煙したところで焼け石に水
という気もするのでございますが
ワタクシ小心者でありますので
せめて節煙しようと思い(禁煙は無理)
タバコの本数を減らすことだけで
頭がいっぱいの今日この頃であります。
 
あーもうブログなんて書いてられない。
ストレスだからタバコ吸おう!
いやいや
ガマン、ガマン…。
 
 
 
 
Netflix 割と最近の評判のいい作品を見る 3>
「アップルサイダービネガー」2025年豪
制作・脚本 サマンサ・ストラウス
監督 ジェフリー・ウォーカー
出演 ケイトリン・デヴァー
   アリシア・デナム・ケアリー
   アイシャ・ディー
 (1シリーズ 6話)
 
 
オーストラリアの市井のシングルマザー
ベル・ギブソン
脳腫瘍を医師の治療を受けず食餌療法で
治したという触れ込みでインフルエンサーとなり
自然食アプリを立ち上げ大ヒットさせる。
しかし脳腫瘍だったというのは真っ赤な嘘。
さらにアプリの収益を慈善事業へ寄付と
謳っていたにもかかわらず、
全く寄付を行っていなかったことが発覚する。
 
ベルが「危機管理マネージャー」ヘクを雇い
騒ぎを鎮静化させようとするところから
物語は始まる。
 
ベルは一体何者なのか?
なぜ一つの嘘で
人気インフルエンサーとなり得たのか?
 
虚言まみれのベルの人生が
ランダムにフラッシュバックされ
ベルが影響を受けたインフルエンサー
自然療法により肉腫を克服したミラ・ブレイク、
ベルに感化された乳がん患者ルーシーと
ベルに疑惑を抱くルーシーの夫ジャスティンとの
関わりと共に
しょーもない嘘つきがネット社会で
大成功し
そして破滅していく様を描いていくー
 
 
 
 
オーストラリアで本当にあった話の
ドラマ化でございます。
 
タイトルは「リンゴ酢」のことで
体にいいとされているが
科学的裏付けのないものの象徴。
主人公ベルの「ガンを治す料理」も
サブ主人公ミラが実践している
「ジュースだけ飲んでガンを治す」方法も
科学的裏付けは全くなく
そこからついたタイトルなのでありましょう。
 
二人とも
雰囲気のある綺麗なネット画面が作れ、
弁舌が立つというだけで
社会的な影響力を得てしまい、
「裏付けがない」というより「デタラメ」な
ことを大勢の人に信じさせてしまったので
ございます。
 
生命に直結することに関して
「デタラメ」は許されません。
なのにいまだにネット社会では
嘘や偏見が横行し
人々を脅かしているのであります。
(特に病気で困ってる人などは
判断力が弱くなってるだろうし)
 
単なる犯罪者の実録にせず
そういったことを見る人に訴えかける
問題作でありました。
 
とはいっても堅苦しくならず
画面は至って明るく現代的。
流行りのポップな曲をガンガン流し
話がダレそうになると
主人公ベルの犯罪を思い出させるために
時間を大きくシャッフルさせて
視聴者の興味を惹くよう作られております。
 
ワタクシのような偏屈ジジイには
登場人物のほとんどにイラついてしまうので
見ていて辛いのでありますが
つい続きを見てしまう
不思議なドラマでありました。
 
印象的だったのは
毎話毎話、登場人物のひとりが
芝居している最中に
「この物語は事実をもとにしていますが
登場人物や出来事は創作・脚色しています」
と喋りだすところ。
 
斬新な構成にしたいのもさることながら
主人公ベル以外の人物も
かなりイメージ悪く描いているから
フィクションだということを
よっぽど強調させたいのかなと思いました。
 
そういうわけで
無批判にネットを信じるのはやめましょう。
(ワタクシ「タバコは健康にいい」ブログがあっても
見ないと誓います)
 
 
追記 今回ドラマがおちゃらけを許さないような
 マジメな内容だったので、ブログ書くのが
 とても大変でございました。
 今回はこの辺で勘弁してください(泣)。
 ワタクシの人間の浅さを痛感いたす今日この頃
 であります。

「窓際のスパイ」(Apple TV+)ゲイリー・オールドマンのカッコ悪いかっこよさ炸裂。イギリススパイ映画の系譜を継承する面白さ

窓際のスパイ Apple TV+
ご機嫌いかがですか?
先日フィッシングメールに自分のアカウントを
入力してしまったオロカな阿覧澄史あらんすみしです。
 
見た目が明らかにおかしいので
「こんなもん引っかかるのはボケ老人だけだ」
と日頃たかをくくっておったのですが
この間AppleTVを見ようとしたところ
「IDを入力してください」という画面が出て
再生できず、
IDを入力したのでありますが
うまくログインできないことがありました。
 
あーでもないこーでもないしていたところ、
Appleから
「ID アカウント利用制限のお知らせ」
なんてメールが来たもんだから
つい素直にアカウントを入力してしまったので
ございます。
入れ終わってからなんとなく
挙動がおかしいことに
気づいて慌てたのでありますが後の祭り。
 
「やば!!
アカウントとパスワードが悪人に知れたら
全財産がなくなってしまう!」と
パニック状態のワタクシは
(たいした金額ではない…)
何を思ったか
あわあわと「アカウント」の恒常的閉鎖手続きを
始めたのであります。
(それもappleでなくなぜかAmazonのアカウント
慌てすぎだろ!)
 
その後やっと我に返り、
「なんでamazonのアカウントを閉鎖?
Appleパスワードだけ
変更しとけばいいだけじゃん」と
遅まきながら気がついたのであります。
そしてAppleのパスワードを強力にして
変更し、ことなきを得たのでございました。
 
十分お気をつけください。
え?騙されるのはワタクシのようなボケ老人だけ?
ぐやじー。
 
悔しくてつい前フリが長くなりましたが
今回は老人が活躍するスパイもの
「窓際のスパイ」でございます…。
 
 
 
Apple TVで見たかったドラマを見る 2>
「窓際のスパイ」(Slow Horses)2022年〜英
原作 ミック・ヘロン
脚本 ウィル・スミス
   アレーナ・スミス ほか
監督 ジェームス・ホーズ 
   ジェレミー・ラブリング ほか
(4シーズン 24話)
 
 
 
イギリスの情報機関MI5の別館、
通称スラウハウス(泥沼の家)。
ここは失敗を犯したり問題のあるエージェントたちの
掃き溜めであり、
かつての凄腕スパイの面影ない
ヨレヨレのアル中オヤジ・ジャクソン・ラムが
率いていた。
 スラウハウスの面々は本部から
落ち目のジャーナリスト・ホフデンの調査を
命じられ、ゴミ袋を漁ったり PCデータを
盗み取ったり
冴えない仕事を黙々と進めていた。
 
そんな頃、極右グループ「アルビオンの息子たち」が
パキスタンの高官の甥を拉致、
ネットに処刑を予告するという事件が起こる。
これはMI5副長官ダイアナ・タヴァナーが
MI5の内部抗争を有利に進めるために
仕組んだことであり
責任をスラウハウスに押し付けるために
ラムたちにホフデンの調査をさせていたのであった。
 
ダイアナの陰謀から身を守るため、
そして極右グループの事件解決のために
奔走するスラウハウスの落ちこぼれスパイたち。
 
無能なふりをし続けながら
実は全ての裏を知るヨレヨレオヤジ・ラムも
ついに重い腰を上げ、ダイアナと対決するー
 
 
 
 
 
 
 
 
なんといってもゲイリー・オールドマンでございます。
最近は特殊メイクしてチャーチルやったり
市民ケーン」の脚本家マンキウイッツ
やったりしておりますが(「マンク」)、
アクション映画の変わった悪役とかも
見たいなと思っていたところ
往年のイギリス諜報アクションのオマージュのような
この作品であります。
 
無精髭、伸ばしっぱなしの長髪
きったないトレンチコートに
ブヨブヨのカラダ。
愛車はベンツではなく黄色いホンダ。
オフィスで酒を飲み、
周りから体臭の酷さを糾弾され、
そこかしこで放屁する
露悪的に下品な老人役を
楽しそうに演じております。
 
しかし、なんせゲイリー・オールドマンですから
単なるきったない老人ではなく
実は良心と能力と隠した「スーパースパイ」
なのであります。(水戸黄門か?)
でもカッコイイ。
ワタクシがジジイだから憧れているとかではなく
それを差し置いても
理屈抜きで好きなのでございます。
 
そんなワタクシが敬愛いたします
このドラマ、台本がよくできております。
 
イギリススパイ小説〜映画の系譜を踏襲して
謀略に次ぐ謀略、裏切り、
冷酷な暴力描写、シニカルなユーモアが
散りばめられ、
ツッコミどころが見当たりません。
(というか話がややこしくて
ワタクシの能力ではよく理解できていない
のかも知れませぬ)
 
未読でありますが、原作が良いのかも。
出ておりました映画「裏切りのサーカス
ジョン・ル・カレの「ティンカーテイラー
ソルジャースパイ」の映画化)の
緻密なドラマ作りを彷彿とさせる出来であります。
 
ほんとにこういうほんとっぽいスパイ話を
作る才能ってすごいと思います。
オトナな感じ?
(ワタクシなんか還暦すぎてこんな
ぐだぐだなのに…)
敵が単純に外国だけじゃなくスパイ機関の
内部抗争だったり、
ひねったところがなんかイギリスっぽいと
思いました。
 
なんかいつもに増して
飲み屋で知人と話してるような
感想垂れ流しなブログになってる
気がいたしますが
最後に原題「スローホース」のことを。
 
原題は「スローホース(slow horse)」で
ありまして、遅い馬=駄馬のことであります。
MI5別館スラウハウスのダメスパイたちのことを
みんな「スローホース」という隠語で呼ぶので
このタイトルなのでありますが
なぜスローホースなのか正直よく
わかりませんでした。
「やっぱりイギリスは競馬の国だからなのか」
などと思っておったのですが…。
 
よくよく考えると
スラウハウス
→スロウホウス
→スローホース
という単なるダジャレだったようです。
「そのくらいすぐ気づけよ!」
と自分に突っ込みつつ次回に続きます。
 
 
それでさー
主題歌がミック・ジャガーなんだけど
それがまたかっこいいのよ。
見てない?
見た方がいいよ
お姉さんチューハイおかわり!
 

「一流シェフのファミリーレストラン」(Disney+)一流シェフはファミリーとレストランにトラウマがあったという話

一流シェフのファミリーレストラン The Bear
ご機嫌いかがですか?
先日、夕方いつものようにス○パーで
ベイスターズの野球中継を見ようと
いそいそファイアスティックのスイッチを
入れたところ、
「新会員制度に移行したのでID再登録が必要」
との表示が出てまいりました。
 
もう試合が始まっておりますし、
焦ってファイアスティックと
PCで手続きをするのでありますが、
一向に完了いたしません。
そのうちに「システムに不具合が出た」
という表示になり、その日野球中継を見ることは
叶わなかったのでありました…。
 
きっといつもス○パーで野球を見てる
ワタクシのようなオヤジが20万人くらいいて
いつものようにビール飲みながら野球見ようとしたら
スイッチ入れても映らず、
「ID再登録」なんて面倒なこと言われて
パニックとなり
(オヤジは苦労して登録した
IDを変更するのが何よりきらい)、
「ふざけんな。始まっちまうだろ!」と
20万人が一斉にわかりもしないのに
パソコンをガチャガチャいじって、
ス○パーのシステムに深刻な打撃を与え
完全にダウンさせたのではないかと思われます。
ハッカーより怖い野球オヤジ攻撃。
(ていうか、
そのぐらいの状況予想しろよス○パー!)
 
 
 
 
 
 
<Disney+ アメリカで人気のドラマを見る>
「一流シェフのファミリーレストラン」The Bear
2022年〜2025年米
製作・脚本・監督 クリストファー・ストーラー
         ジョアンナ・カロ ほか
出演  ジェレミー・アレン・ホワイト
    エボン・モス・バクラック
    アヨ・エデピリ
(4シーズン 38話)
 
 
2022年。一流レストランのシェフである
カルメン・ベルツァット(カーミー)は
自殺した兄・マイケルが経営していた家業の
老舗サンドイッチ屋「ザ・ビーフ」を立て直すために
シカゴに戻ってくる。
しかし店は借金だらけ、設備はボロボロ。
さらに兄の親友リッチーをはじめとする
古くからのスタッフは、
レストランを近代化しようとする
カーミーに抵抗する。
 
カーミーは新たに若く料理に情熱を持つ女性シェフ
シドニーを雇い、
サンドイッチ屋からレストランへの転換を図る。
 
しかし、本当は打ち込むべき「料理」にも
修復すべき「家族や人間関係」にも
トラウマを抱え、悩んでいるカーミーであったー
 
 
 
 
 
 
 
何でも全米で大評判で
毎年エミー賞獲ったりしている
ドラマだそうであります。
 
タイトルとあらすじだけ見ますと
「シェフ 三つ星フードトラックはじめました」とか
王様のレストラン」とか「グランメゾン東京」的な
成功に向かっていく様を面白おかしく見せる
コメディタッチのサクセスストーリーを
想像するのでありますが
このドラマはそれと真逆の
「トラウマ」と「混乱」のリアリズムドラマ(?)
なのでありました。
 
手持ち・長回し多用の冒険的なカット割り。
わかりやすさ無視の不親切な台本。
本職が絶賛する偏執狂的な料理へのリサーチ。
出てくる人はみんな
TVドラマに出るようなマイルドなキャラではなく、
言動に矛盾があり、性格に問題ありな人々。
 
ドキュメンタリータッチのドラマ作りが
混乱したキッチンの空気感や
人の生っぽい感情を伝えるのであります。
 
特に印象的だったのは
セリフがかぶりまくり
字幕が間に合わないような怒鳴り合いのシーン。
(中身も「お前の母ちゃんデベソ」的な
単なる言い合いで、整合性もない内容なのが
またスゴイ)
普通のドラマでは整理して見せるシーンを
そのままやる「居心地の悪さ」に逆に迫力があり
こういうのが人気の理由なのかなと思う次第で
ありました。
 
役者さんたちも頑張っておりまして
カーミー役のジェレミー・アレン・ホワイトなど
毎年のようにこの役で賞を取っておりますが
特にカーミーの母ちゃん・ドナ役の
鬼気迫るものがございます。(マジで怖い!)
「あんな母ちゃんいたらカーミーもトラウマに
なるよなあ」と納得してしまうのであります。
 
とにかく内容濃くて
30分ドラマで良かったと思うような
すごい作品でございます。
シーズン4まで一気に見ましたが
シーズン5もこの調子で突っ走って欲しい
(Keep Fucking Going)です。
 
<やはり追記>
誰だ「一流シェフのファミリーレストラン」なんて
タイトルつけたのは?!
ガストとかデニーズとかだろ!
そんな要素ひとつもないし。
(またタイトルに文句つけてしまった…)
 

「ザ・スタジオ」(Apple TV+) 映画愛溢れる楽屋オチコメディの傑作!(褒めすぎ?)

ザ・スタジオ
みなさまご機嫌いかがですか?
パソコンをいじっておりましたら
Apple TV+」が3ヶ月無料で見られるという
表示が出てきたので、なんだかわからないけど
どさくさで契約いたしました
阿覧澄史あらんすみしでございます。
 
実はワタクシ、「Apple TV+」で
どうしても見たい番組があったので
ございます。
 
それがこの「ザ・スタジオ」であります。
 
 
Apple TV+ で見たかったドラマを見る>
「ザ・スタジオ」2025年米
制作・脚本・監督 セス・ローゲン
       エヴァン・ゴールドバーク
制作・脚本  ピーター・ハイク
       アレックス・グレゴリー
       フリーダ・ペレス
出演     セス・ローゲン
       アイク・バリンホルツ
       キャサリン・オハラ
 (1シーズン 10話)
 
<あらすじ>
ハリウッドの映画会社・コンチネンタルスタジオの
マット・レミックは、長年スタジオ代表を
務めていたパティ・リーがクビを切られて
念願の代表に格上げされる。
喜ぶレミックであったが、
CEOグリフィン・ミルはなぜかマシュマロ
マンみたいなしょーもない炭酸飲料キャラ
「クールエイドマン」の映画を作ることを
昇格の条件にする。
とにかくスタジオ代表になりたいレミックは快諾し
早速「クールエイド」の映画を準備し始める。
 
元々純粋な映画志向のレミックは
「クールエイド」の監督をよりによって
「巨匠」マーティン・スコセッジに頼んでしまい、
スコセッジは「ジョーンズタウンの大虐殺(実話)
をテーマにスティーブ・ブシェミ主演でやる」
と社会的にも興行的にも危険なコトを言い出す。
 
スコセッジに監督して欲しさに承諾する
レミックであったが、
「バカか!人民寺院なんて危なくてムリ!」
とスタジオ中に大反対される。
そこにCEOがやってきてー
レミック大ピンチ!
 
 
 
以上1話のあらすじをお送りしましたが
このマーティン・スコセッジ監督役が
なんとご本人。
よくこんなの出るなあと尊敬いたします。
(皮肉ではなくホントに尊敬…)
もう全編このノリでありまして
あとはワタクシは知らないような
アメリカで著名な俳優・監督などが
本人役で出てくるのであります。
 
かつて有名人がたくさん実名で出てくる
コメディ映画というのもありましたが、
正直面白くないドタバタばっかりでございました。
 しかしこのドラマは
「作品の打ち上げパーティで酒飲んで
盛り上がったスタッフとキャストの馬鹿話を
そのままドラマ化した」ような感じの、
実際にそのヒトが言いそうなことや
限りなくありそうなギャグを見せてくれる
ヒステリックかつアイロニカルな傑作と申しても
過言ではないのであります。
 
特に全10話中、
スコセッジが出る1話、
長回し」マジックアワーの2話、
ロン・ハワードが出る3話
そしてラストの9・10話が
めちゃくちゃに面白く
現代風にいうと「神回」でございました。
(半分が神回?萩尾望都か。)
 
これがバカバカしさとくだらなさを増幅して
おります。
(アドレセンスとはえらい違いだ)
 第2話ではこの「長回し」の現場がテーマに
なっており、監督ベース周りの光景が
めちゃくちゃリアルらしく、
昔ドラマの助監督をやってたワタクシの友人Aは
 「ある、ある」と笑い転げて死にそうになって
おりました。
彼によると、監督ロン・ハワードに忖度して
誰もシーンカットを提案できない第3話も
日本でも「ありがち」で爆笑したそうであります。
 
あと特筆すべきはやはり
スタジオのCEO役のブライアン・クランストン
でしょうか。
言わずと知れた「ブレイキンバッド」の
ウォルター・ホワイトでありますが
強烈なキャラを楽しそうに演じていて
ラストの9・10話でその怪演が炸裂いたしております。
 
 
いろいろ書いてまいりましたが
このドラマ、主役はセス・ローゲンたち
映画スタジオのエグゼクティブやプロデューサーで
ありまして、
彼らがいかに胡散臭くインチキ野郎で
「金のことばっか言ってやがる」のかを
(いささか日頃の恨みを込めて)見せております。
 
さらにその仕事がどんだけタイヘンで
死ぬ思いをしながらやってるのかが
よくわかるのでございます。
そして
いかにいい加減なヤツらに見えようとも
明らかにみんな「映画愛」を
持っているのがわかり、
やや感動いたします。
プロデューサーは
因果な商売なのであります…。
 
まだまだ語りたいことはあるのでございますが
「ザ・スタジオ」
ワタクシの琴線触れまくりでありました。
シーズン2が楽しみでございます。
 
 
追記 前述の友人A曰く「ハリウッドのスタッフは
   まだいい。死ぬ思いをしても金儲けできるから。
   僕ら日本のスタッフは死ぬ思いをしても
   貧乏なまんまだ!」
   とのこと。
   お察し致します…。
 
 
 
 
 

「ウェンズデー」シーズン2(前半)Netflix シーズン1の内容を覚えていないワタクシはどうせアタマから見直すので後半配信から見ればよかった

ウェンズデー Netflix
我が家にくっつくように立っていた
隣家の解体工事がようやく終わり、
ベランダからの見晴らしがやたらに良くなりました。
最近用もないのに頻繁に外を眺めている
阿覧澄史あらんすみしでございます。
 
考えてみますとと見晴らしが良くなったということは
外からも丸見えでございまして、
昼間っから表を眺めておりますワタクシの
近所での不審度が赤マル急上昇
グーンと高くなっております。
「やーね。あらんさんちのご主人
なにやってるのかしらね?」
「なんか働いたり働かなかったり
してるらしいわよ。いやーね」
なんて。
…なにが嫌なんだかよくわかりませんが
そんな噂話が聴こえるようであります。
そろそろ仕事しないとと思う
今日この頃でございました…。
 
 
 
 
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「ウェンズデー」シーズン2前半 
          2025年米
脚本 アルフレッド・ゴフ 
   マイルズ・ミラーほか
   パコ・カベサス
出演 ジェナ・オルテガ
   グエンドリン・クリスティー
(2シリーズ 12話)
 
(あらすじ)
「アダムスファミリー」の長女ウェンズデーは
父母も通った「のけもの」学校エヴァーモア学園に
転入する。
クールで人間関係(のけもの関係?)に難がある
ウェンズデーであったが、
転入早々モンスターに遭遇したり
父の殺人疑惑を調べたり
大忙しの学園生活を送るのであった。(シーズン1)
 
 そして夏休み明けの新学期ー
すっかり学校の有名人になっていることに
げんなりするウェンズデー。
そんなウェンズデーを監視し続ける
怪しい片目のカラスがいた。
誰かがウェンズデーを狙っており
そして同室の人狼少女イーニッドに
危機が迫る!
心ならずもまたもや
相棒ハンド(手。the thing)を従え
謎を追うウェンズデーであったー
 
 
 
 
ネトフリチャレンジでシーズン1は
見ていたので
「シーズン2からで大丈夫」と
見始めたのでありますが
シーズン1のことは
なに一つ覚えちゃおりませんでした…。
(予想通りか)
流石にストーリーもわからなくなるので
また最初から見直したワタクシで
ございました。
 
(ちなみにネトフリチャレンジ「ウェンズデー」
第1シーズンはコレ
でございます。)
 
イヤイヤ
面白い。
ティム・バートンで一番面白いんじゃないかしら。
わかりやすくて、
サービス精神旺盛で、
ゴシック趣味な画面作りも良いし。
 
何よりウェンズデーちゃんの
ルックスと中身のギャップが可愛くていい。
「これ、なかなかいいじゃん」と
一回見たことも忘れて
シーズン1を堪能いたしたワタクシで
ありました。
 
そういうわけでシーズン2でございます。
シーズン1が面白かったので
期待してまた見始めたのでありますが
 
あれ?
 
あんまり面白くならない??
 
校長が代わってスティーブ・ブシェミになり
ウェンズディーのママ(キャスリン・ゼタ・ジョーンズ)が
学園在住の出ずっぱり設定になり、
弟パグズリーも入学。
(こいつはひと夏とは思えないくらい成長して
ウェンズデーよりでっかくなっております。)
さらにゾンビは出てくるわ
ウェンズデーがイヤイヤサマーキャンプ行くわ
ダンスするわ
キ○ガイ病院に潜入したりするわで
とっても頑張っているのでありますが
なぜかシーズン1ほど面白くないので
ございます。なんでだろう?
(あくまで個人的意見でございます)
 
深く考えるようなドラマじゃないので
深く考えてなかったのでありますが、
話がシーズン1ほどシンプルじゃなく
ウェンズデーちゃんを邪魔するコトが多く
(詳細はネタバレのため伏せますが)
不完全燃焼気味だからなので
ありましょうか?
今回はウェンズデーちゃんが活躍する前に
終わってしまったような気がいたします。
 
やはり前半だけでの評価は早計だったか?
シーズン2後半は
9月3日配信とのことであります。
果たしてウェンズデーちゃんの運命は?
ワタクシの評価はいかに?
(シーズン2後半につづく)