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配信ドラマ探検記 昭和オヤジがネトフリ・アマゾンその他の密林を征く

配信ドラマを見て批評したり感想を言ったり、ツッコミを入れたりボケたりします。

「私の夫と結婚して(日本版)」(Amazonプライム)韓流苦手オヤジが日本の韓流ドラマを見ました。

私の夫と結婚して
ご機嫌いかがですか?
先日くそ暑い中人間ドックにようやく行った
阿覧澄史あらんすみしでございます。
4月から機会を伺っておったのでありますが
予約が取れたのがようやく今。
しかしまあ、ぐうたら生活も
健康あってのことであります。
 
検査の看護婦(いや女性看護師)さんに
「あらんさん。食欲は落ちてませんか?」とか
優しく言われてると、ヨボヨボの年寄りに
なった気がいたしまして
「ゴホゴホ。そういえば最近夏バテ気味で…」
などと必要以上に話を合わせる
ワタクシでございました…。(健康です。)
 
Amazonプライム 話題の新作を見る>
「私の夫と結婚して」2025年日本
脚本 大島里美
監督 アン・ギルホ
(1シーズン 10話)
 
(あらすじ)
自分の意見も言えないような引っ込み思案の
OL・美紗はガンで入院していた。
結婚もし、変わらず世話してくれる
親友の麗奈もいて、自分では
まあまあ幸せな人生だったと思っていた。
 
しかし一時帰宅した自宅で
夫・友也が親友と浮気をしているのを
見つけてしまう。
逆上した美紗は夫と口論になり
マンションから突き落とされて
命を失ってしまう。
 
そして気がつくと
美紗は10年前の世界にいた。
自分を殺した夫と、
親友だと思っていた麗奈と
同じ会社に勤めている過去であった。
なぜか美紗を気にかけてくれる
鈴木部長に助けられながら、
人生をやり直していく美紗。
 
しかし、1度目の人生で体験した出来事は
思うように変えることができない。
変えるためには、「身代わり」が必要であり
自分を殺した夫との結婚を阻止するため
麗奈を身代わりにしようとする美紗ー。
 
美紗のやり直しの10年は
果たしてうまくいくのか?
 
 
 
 
韓国ドラマの日本リメイク版でありまして、
Amazonプライムで大ヒット中とのことで
ございます。
ミソはリメイクしたのが韓国の制作会社
スタジオドラゴンで、監督は「ザ・グローリー」
ヘアアイロンでやけどさせるイジメで有名)
のアン・ギルホというところであります。
言うなれば復讐のスペシャリスト(ドラマだって!)で
ありまして、ギトギトの韓流演出を期待しての起用で
ございましょう。
 
そのアン・ギルホ演出を体現しておりますのが
麗奈(名前からして意地悪女っぽい)役の白石聖
でありまして、
「ザ・グローリー」でも
パク・ヨンジン(演イム・ジヨン)
という強烈な悪役を作ったアン監督が
日本のドラマではちょっと
お目にかからないような
人間離れした強烈な悪役にしております。
 
オリジナル韓国版と比べて
日本版の復讐濃度はやや抑えめではありますが
明らかに韓流の演出・台本でございまして
日本人にはあまり作れないようなドラマに
なっておりました。
ワタクシ的にはそれなりに面白かったけれど
納得できないとこがあり、強引に感じる
シークエンスが多かった気がいたします。
 
日本のドラマと韓国ドラマは
何が違うのでありましょうか?
 
一言でいうと
「(良くも悪くも)含羞のなさ」かなと
ワタクシは考えます。
(これは決してディスってるわけでは
ありません。念の為)
 
例えばこのドラマに出てきます
「強烈な悪役」
「マザコンで自分勝手な旦那」
「王子様のように優しく完璧な彼氏」。
これを日本の監督が日本のテレビドラマでやると
「ここまでやると恥ずかしい」とか
「きっと『こんな奴いるわけない』って
突っ込まれそうだからやめとこう」
と思って抑えちゃったりするので
ありますが、韓国の監督は
「面白ければやっちゃおう」と
やっちゃってる気がするのであります。
(ワタクシはそういうのが
出てくると全身が痒くなって
再生をストップしてしまうので
ありますが…。あーかゆい。)
 
これは
民族性なのか、メンタリティの違いなのか…。
 
しかしながら今回、
日本のドラマを韓国の監督が撮って
人気を博したという現状を考えると
日本のドラマ作りも
「面白さを優先する貪欲さ」を
もっと狙った方がいいのかもしれません。
 
だからと言って、時間をかけて
ソフィスティケイトしてきた日本の方法論を
捨てろというわけではなく
(全部が韓流ドロドロになる必要はなく)
「面白さ」のために韓国ドラマが切り捨ててきた
「納得できる理屈作り」も追求し
言うなれば
「韓日ハイブリッドなドラマ作り」を
目指してほしいと思う次第であります。
(珍しくまともなコト言った…。)
 
 
 
 
 
 

「キャシアン・アンドー」(Disney+)夏休みはやっぱりスターウォーズ?!しかしお子様にはお勧めしないswシリーズだった。

キャシアン・アンドー
お暑うございます。長い長い夏休みを
享受しております阿覧澄史あらんすみしです。
(それはもはや夏休みじゃない!)
 先日、図書館で「スターウォーズのすべて(Star
Wars Faq)」という本を借りて読んでおりました。
最初の映画3部作ぐらいまでのこぼれ話的な本
でありまして、その頃まではちゃんと映画館で
見ておりましたので興味深く、長い本ですが
一気に読んでしまいました。
 
ワタクシが知らなくて面白かった話は
 
アレック・ギネスがやったベン・ケノービは
 最初三船敏郎にオファーされたが、断られた
 
・一本めの映画(新たなる希望)を
 ルーカス本人にクソミソに酷評したが、
 その代わりかデ・パルマ
 オープニングタイトルの文章を
 ルーカスに代わって添削してくれた
 
・3作めの「ジェダイの復讐」(今ではNo6
 「ジェダイの帰還」と呼ばれている)は
 監督がデビット・リンチに決まりかけていた。
 (フリークスなスターウォーズ?!)
 
でありました。
 
一日かけてそんな本を読んでいたら
消えていたスターウォーズ愛がふつふつと再燃し、
さらに夏休みという時期でもあるので
今回はディズニープラス配信中TVシリーズ
「キャシアン・アンドー」でございます。
May the force be with you!
 
 
 
<Disney+  夏休みだからスターウォーズを見る?>
「キャシアン・アンドー 」
2022~2025年米(ルーカスフィルム
脚本 トニー・ギルロイ ボー・ウィルニモン ほか
監督 トビー・ヘインズ ヤヌス・メッツ ほか
出演 ディエゴ・ルナ カイル・ソラー 
   ステラン・スカルスガード
(2シーズン 24話)
 
(あらすじ)
遠い昔、遥か彼方の銀河系でー。
(A long time ago,in a Galaxy far,far away)
(これはスターウォーズのお約束)
 
生き別れた妹を探していたしがないジャンク屋
アンドーは、帝国の工業惑星で保安用員を
殺してお尋ね者になってしまう。
逃亡を画策するアンドーを
帝国抵抗勢力の陰の大物ルーセンがスカウトし
帝国基地アルダーニ襲撃作戦に加える。
 
やがてアンドーはそれが運命であったかのように
反帝国のレジスタンス活動に加わり
革命の渦へと巻き込まれていく。
 
そしてその運命は
(映画「ローグワン」で実行される)
デススター設計図奪取作戦へと
続いていくのだったー
 
 
 
 
うお。このドラマ地味…
というかシブいというか、
「夏休みだからスターウォーズ!」なんて
喜んでいられないような作品でございます。
 
血湧き肉躍るスペースオペラ
100%娯楽大作だったのでありますが
「キャシアン・アンドー」は
能天気なアクションとかあまりなく
ヨーロッパのレジスタンス映画のようなルックスと
気概を持つドラマでありました。
 
映画「ローグワン」の革命軍パイロット
キャシアン・アンドーが
レジスタンスに参加してから
「ローグワン」までの6年間の
帝国の圧政とレジスタンスの歴史を
丹念に描いていく構成で
スターウォーズ」本編のルークやハンソロが
活躍した裏では、こんな暗闘が繰り広げられていた
という体でございます。
 
「これがスターウォーズか?」
とも思うのでございますが、
バックグラウンドでは確実にスターウォーズの世界を
構築しておりまして、
オタクファンが見ても納得の世界観。
 
シーズン1、シーズン2と
見ていてそれなりに面白いのでありますが
地味なレジスタンス活動が続き
映画のノリを期待している向きには
いささかしんどいかも知れません。
(ワタクシも途中しんどかった…)
3話に1話ぐらい「見せ場」のアクションがあり
それ以外はひたすら地味ー。
という印象でありましょうか。
 
そしてシーズン2後半。
ひたすら地味なまま終わってしまうかと思われた
のでありますが、むかえた第8話。
「惑星ゴーマン」で民衆が蜂起し、虐殺されるシーン。
 
ーこのシークエンスはスゴイ。
圧倒的によくできていて、ワタクシ感動いたしました。
これほどリアルな民衆蜂起・虐殺シーンって
過去の歴史ドラマでもないだろうというぐらいの
出来の良さでございました。
(逆に言えば完全フィクションの「スターウォーズ」で
あったからできたのでありましょう)
 
そしてここから12話(ラスト)まで
怒濤のように突き進む面白さといったら
白眉でありまして、
今まで我慢して見てきた甲斐がある
ってぐらいのものであります。
てやんでチクショウ。
 
ラストは割とあっけないのでございますが
映画につながるように作られているので
続けて映画「ローグワン スターウォーズストーリー」
を見ればいいようになっております。
 
でワタクシも続けて「ローグワン」見ましたが
一つ問題がございまして、
この骨太な「キャシアン・アンドー」を
ずっと最後まで見てから「ローグワン」を見ると
「ローグワン」がアクションばっかりで
ガキっぽく見えてしまうのであります。
(まあ仕方ないか。)
 
 他のシリーズともマッチしないであろう
異色のスターウォーズ「キャシアン・アンドー」。
夏休みではありますがお子さんには
おすすめいたしません。
ワタクシのように長らく「スターウォーズ」から
離れてしまっていた大人の方に
おすすめでございます。
 

「ジニー&ジョージア」(Netflix)コメディ?サスペンス?どう見ていいかわからないオヤジの混乱ったら…

ジニー&ジョージア Netflix
ご機嫌いかがですか?
阿覧澄史あらんすみしでございます。
小学生の娘が夏休みとなりまして、
家でプラプラしているワタクシは
なんとなく家に居づらくなるかなと
危惧しておったのでございますが
娘は近くの進学教室の夏期講習に通う
ということでございました。
 
ワタクシは「子供は外で遊ばなきゃいかん
小学校の夏休みに塾なんか行かんでいい!」
と「ウヨンウ弁護士は天才肌」に出てきた
「子ども解放軍総司令官おならプー」みたいな
コトを言うのでありますが
本人は「暑いしかったるいからアウトドアは嫌。
プラプラしてるより夏期講習でも行ったほうが」
的なことを言っております。
(む、プラプラしてる父親に対する批判か?)
 
思い返すに少年時代から常にプラプラしておった
ワタクシとは時代も価値観も夏の暑さも違い
親戚の家に遊びに行ったり
プール行ってアイス食って昼寝してた
あの夏休みを体験できない娘をちょっと不憫に思い、
一人遠い目をする猛暑の午後でありましたー。
 
あんまり追憶に浸ってボーっとしてると
痴呆かと思われるので
ネトフリでも見ようーっと。
 
 
 
 
Netflix やや話題作感想>
「ジニー&ジョージア」2021~2024年米
脚本 サラ・ランパート
   デブラ・J・フィッシャー ほか
監督 アーヤ・アダムス
   シャロン・ルイス ほか
出演 ブリアン・ハウイ
   アントニア・ジェントリー
   ジェニファー・ロバートソン
  (3シーズン 30話)
 
(あらすじ)
まだ若く美しいシングルマザー・ジョージア
15歳の娘・ジニー(ヴァージニアの愛称)と
9歳の息子オースティンを連れて
マサチューセッツの閑静な街、ウエスベリーに
引っ越してくる。
 
ジョージアは子供達と生きていくために
手段を選ばず生きてきた危険な女であった。
年取った金持ちの夫・ケニーはごく最近
亡くなっていたが、親族はジョージアの殺害を
疑っていたため遺産をもらえず
ジョージアは金に困っていた。
偶然知り合った独身の市長・ポールに近づき
策略を巡らせるジョージアであった。
 
一方、娘・ジニーはずっと寄り添って暮らしてきた
ジョージアへの深い愛情と共に、
邪悪さを隠し持つ母へのトラウマを抱え
それが彼女の学校生活に影を落としていた。
 
母は娘を、娘は母を愛していながら
お互いの環境、考え方、生き方が違うがゆえに
愛憎をぶつけあっていくー
 
 
 
欧米では人気、日本やアジアではさっぱりの
「ジニー&ジョージア」。
6月にシリーズ3が配信になっておりまして
実はワタクシ、6月ぐらいに見始めていたのですが
持て余して放置しておったのです。
 
一応「ヒューマンドラマ・コメディドラマ」に
カテゴライズされておりますが、
見ておりますとコメディというには
笑うとこなく割とシリアス。
(英語がわからないと笑えないのか?)
かといって「サスペンス」や「ミステリー」ほど
演出を施しているかというと
そこまでは行っていない。
なんだかどういうふうに見るドラマなのか
よくわからなくて途方に暮れておりました。
(暮れるな!)
 
思うにポイントは
ジョージアは本当に人を殺しているのか?」
というところにあります。
詐欺まがいのことをするのと
殺人では、見ている方の許容度が違うのでは
ないでしょうか?
 
例えば「YOU 君がすべて」のシリアルキラー
ジョーならば、最初から
「こいつ人殺し野郎」と認識しながら見てるので
安心(?)して感情移入できるのでありますが
ジョージアはずーーーっとグレーのままなので
笑っていいやら怖がるべきなのかやら
わからないのでございます。
 
娘ジニーが母についてのナレーションを繰り返す
ところから、クリエイター側が観客に
「ジニーの目線で母の疑惑を一緒に感じてほしい」
と考えてるのはわかるのでありますが、
頻繁に回想がインサートされながらも
悪いことをした決定的な証拠をずーーっと見せず
話が続いていくのはかなりイライラいたしました。
 
だから、
何を言いたいのかというと、
「視聴者の興味を引っ張るために
ジョージアをグレーにし続けるのは視聴者に不親切だ。
クリエイターは間違っとる。不愉快である」
ということなのでございます。
(小難しいカスハラオヤジか!)
 
「いろんなことを曖昧にして視聴者の興味を煽る」
というドラマもあるでしょう。
しかし、それはサスペンスとして
立派に機能しているドラマがやることであり、
このシチュエーションコメディまがいの
なんだかよくわからないドラマで(失礼)
感情移入すべき主人公のキャラクターを
曖昧にしてはいかんと思うのであります。
 
無駄に怒りながら見ていたせいか
ジョージアのその強気な性格がハナにつき
「こいつ嫌い」と思い、
ジニーは思春期の気難しさ全開で意味不明
だし(特に母について語るナレーションが
文学趣味かつ抽象的すぎて
何を言ってるのかよくわからない)
母と子の愛憎とかも興味ないし
もうつまんないから見るのやめようと
挫折しかけたワタクシでありました。
 
しかし
しかしですよ、
シーズン2の後半から話が展開、
俄然面白くなってきて
最後まで見ることができたのでございます。
(それは「ジョージアが悪いやつかどうか
はっきりしたから」と言っては過言か…。)
 
ドラマへの苦言は
他にも色々あるのでございますが
(・同じシーンを2回裏表で見せるとこ
・ジニーがジョージアみたいコトをするとこなど)
シーズン4はクリエイターが小手先の技に
走って人気アップを図るのはやめて、
テーマを明確に伝えるためにはどうすればいいか
を考えてほしいと切に願う次第であります。
(おお、上からマリコな意見。)
 
今回なんだか8割貶しておりましたが
「結構面白かった」と申し上げておきます。
なお批判はあくまでもワタクシの個人的意見であり
見る人によっては「泣いちゃう」かも知れません。
というコトをお伝えして、
今回の「オヤジが見たジニー&ジョージア
を終わらせていただきます。

「ハイポテンシャル」(Disney+) 全米人気のナチュラルハイなおばちゃん刑事活躍ドラマ。日本版はいつ?

ハイポテンシャル
みなさまご機嫌いかがですか?
先日ヤボ用で久々に上京いたしました
阿覧澄史あらんすみしでございます。
渋谷の駅近くで会合があったのでありますが
渋谷は訪れるたびに新しい施設ができ、
通路が変わり、わかりにくいことこの上なし
でございました。
(「渋谷駅出口直結」と施設の案内に書いて
あったけど駅直結のビルって
どんだけあんだよ!)
地下道の案内板に従って歩いたら地上に出て、
うろうろしてたらまた地下鉄のコンコース。
巨大迷路かミノタウロスのラビリンスか
あっちこっちうろつき回ってようやく目的地を
探り当て、到着した時は汗だくでございました。
 
渋谷駅前の工事、バブルの頃からやってるような
気がいたしますが
本当に面倒な街でございます…。
 
そんなロウポテンシャルな初老のイバラキ県人の
今回のお題は「ハイポテンシャル」。
またもや全米人気ドラマに挑戦いたします。
(…いえ、そんな大したことはしてませんが。)
 
 
<Disney+  全米人気沸騰ドラマを見る>
「ハイポテンシャル」2024年米(ABC)
制作総指揮 ドリュー・ゴダード
原作    ニコラス・ジャン「HPI
脚本    トッド・ハーサン
      マーク・ハルシー ほか
監督    アレテア・ジョーンズ
      レベッカ・アッシャー ほか
出演    ケイトリン・オルソン
      ダニエル・スンジャタ
      ジュディ・レイエス
(1シーズン 13話)  
 
(あらすじ)
ロス市警の清掃員モルガン・ギロリーは
夜中の仕事中、偶然殺人事件のファイルを
読んでしまい、内容を知ると
事件ボードの「容疑者」を「被害者」に
勝手に書き換えて悦に入る。
 翌日、刑事のアダム・カラデックは
ボートの書き換えを見て激怒。モルガンを
オフィスに連行し詰問しようとするが、
モルガンは理路整然とカラデックを論破し
主任のソトを感心させる。
モルガンは「HPI」と言われる高IQ・高記憶力を
持っていたが、そのためか対人関係に問題があり
恵まれた仕事をできずにいたのであった。
ソトはモルガンを市警のコンサルタントとして雇い
カラデックに付ける。
反撥するベテラン刑事カラデックであったが、
次々と鋭い分析・推理をして解決に導く
モルガンの能力を認め
バディとして扱うようになるのだったー
 
 
フランスのドラマ「モルガン 天才捜査
コンサルタントの殺人事件簿」(長い題名だ…。
Hulu配信中)のアメリカンリメイク。
普通の主婦というか、生活にも困るような
シングルマザーが実はすごい捜査能力を
持っているというおハナシでございまして、
なかなか台本が練られており
アメリカ3大ネットワークの作品らしい
職人芸なドラマでございます。
 
主人公はHPIのせいなのか
いつも躁状態でありまして、見た目は単なる
「派手なカッコで言いたいこと言う
ナチュラルハイなおばちゃん」
といった風情でございます。
本職の警察官じゃないので
捜査でも容疑者に同情したり世間話したり
おばちゃんの思考で動き回りますので
当然警察の同僚やら FBIやらに
バカにされるのでありますが、
その分析力・推理力でバカにしてた連中を
圧倒するのが痛快であります。
 
しかしその素晴らしい能力を持ってしても
自分の娘の他愛ない問題は
持て余して悩んでたりしてるところが
またとてもイイです。
 
ただ、1話完結・1時間番組なので
事件を追うのに忙しくて
モルガンのキャラを見せるようなヒマがあまりなく、
また、周りの人間も紙一重の天才モルガンに
慣れてきてしまってるので、回が進むにつれて
だんだんフツーの推理ドラマみたいになっている
きらいがあるのが残念でございます。
 
この「ハイポテンシャル」、
ディズニープラスに現在配信されているのは
シーズン1までで(事件の途中で次に行く
気まんまんな感じで終わる)
今年の9月にアメリカでシーズン2が
始まるそうであります。
 
次もあまりカッコよくさせずに
「天才おばちゃん刑事」として優秀さゆえの
人間関係のトラブルや
主婦の生活にからんだ事件などを
盛り込んでいただきたいと
願う今日この頃でございます…。
 
追記 このドラマのリメイクが世界各国で
   作られているそうでありまして、
   いずれ日本版もありそうです。
   モルガンはやはり米倉涼子
   ワタクシは市原悦子で見たかったです
   (それは「おばさんデカ」だし…。)
 
 
 
 
 

「イカゲーム」シーズン3(Netflix) オヤジの感想 フロントマンはギフンに何をさせたかったのか?

イカゲーム Netflix
ご機嫌いかがですが?
家にずっといるとボケるばかりなので
先日人生初のフリーマーケット出店を
いたしました阿覧澄史あらんすみしです。
(新しいコトをするのは脳にいいらしい)
 愚妻にクルマ出させて(いや懇願して
ようやく出してもらい)荷物を運び、
ショッピングセンターの一角で
一日古本を販売しておりました。
 
所詮イナカのフリマでございますので
大して売れはしなかったのでありますが
男の子が「これ欲しい」とコミックセットを
お父さんにねだり、買って帰った時の笑顔が
とても印象的でございました。
(ちなみにコミックは「暗殺教室」。
なぜそんなのワタクシが持ってたのかはヒミツ)
 
その日の売り上げはショバ代払って、
帰りに家族で寄ったサイゼリアの支払いしたら
さっぱり消えてしまいましたが
またやりたいと思う
金儲けには程遠いワタクシでありました。
 
今回そんなワタクシが見るのは
お金のためなら命を賭ける男女を描く
イカゲーム3」
でございます。
 
優勝賞金456億ウォンていくら?
 
50億円?!
 
 
 
 
Netflix 新作を見る>
イカゲーム」シーズン3 2025年韓国
監督・脚本 ファン・ドンヒョク
出演    イ・ジョンジェ
      イ・ビョンホン
      ウィ・ハジュン
 
<あらすじ>
勝てば天国、負ければ…即死。賞金に目がくらみ、
奇妙なゲームへの招待を受けた参加者たちを
待っていたのは、昔ながらの遊びを取り入れた
死のゲームだった。
(ネットフリックス公式サイトより)
 
 
 
世界的に大ヒットいたしました「イカゲーム」。
最初のシーズンの時は日本でも
かなり盛り上がっておりましたが、
その完結編・シーズン3が配信されております。
 
正直、盛り上がってるんだか盛り上がってないんだか
ビミョーなところでありますが
出来栄えに関してはあまり評判がよろしくない
ようでございます。
ワタクシその真偽を確かめるべく
未見だったシーズン2から見始めました。
 
詳細はネタバレ禁止のポリシーに基づき
割愛いたしますが、
主人公ギフンがもう一度新たなゲームに
参加するという筋だてでございまして
今回配信となったシーズン3は
シーズン2の話の途中からになっておりました。
(2と3で一つのシリーズだと思ってもいい)
 
1と比べるとセットがグレードアップしており
イ・ビョンホンは出ずっぱりだし、
かっこいいヤクザ役で韓流ドラマによく出てくる
パク・ヒスンがどーでもいい役で出てたり
役者のギャラもアップ。
明らかに前作よりお金がかかっております。
 
しかし、
なんか釈然としないことが多過ぎて
いまいち面白くならない。
(注 あくまでも個人的感想です!)
極限状況に置かれた時の人間の感情が
「もしかしたら、そうかもしれない」と
思わせるようなリアルさにならず
韓流の悪いとこ(デフォルメ過多・ハッタリ優先)
が出てしまっているのかと…。
 
そして、なんといっても主人公ギフンが
最初から最後まで沈鬱で
ゲームやってても弾まないので
つまんないのであります。
(注 あくまでも個人的感想です!)
 
なにしろギフンがゲームに参加した動機は
「犠牲者を少なくするために&
こんなゲームをやめさせるために」
なので
自分が勝ち続けると代わりに誰かが死ぬという
相反する気持ちのままゲームを続けるのは
無理があるのであります。
 
フロントマン(イ・ビョンホン)も
ひょこひょこ出てきて
何考えてるのかよくわかりません。
ギフンに何させたいのかも不明です。
ギフンの手を汚させて
「甘っちょろいヒューマニズムなんかクソだ」
と蔑みたいのか
それとも
「お前は俺みたいな悪党になるな」と
陰ながらヒューマニズムを応援してるのか。
撮影現場でイ・ビョンホン
「僕はギフンに対してどういう気持ちなんで
しょう?」とか聞かれて
監督はしどろもどろになったり
してなかったのだろうか?
 
いろいろ気になります。
 
気になるって言えば
大体最後のゲームのひどいご都合はなんなんだ。
人数の計算ぐらいできないのか!
 
延々引っ張ったサイドストーリーは
両方ともあんまり意味がなかったし、
 
ーそれと赤ん坊!
 
なんか色々おかしいだろ論理的にー
(以下罵詈雑言3行略)
 
 
すみませんついコーフンして…。
書いちゃいけないコトまで書いてしまったような
気がいたしますが(まあ、いいか。)
 
監督脚本のドンヒョクさんは
前作よりも人間的な深みを求めたり
現代社会への問題提起したり
したかったのかな?
とは思いますが、ドラマとして
もう少し成立させるべきではなかったかと
愚行する次第でありました。
 
ただ、見応えはある作品でございますので
ヘヴィな週末を送りたい方、
ドラマにカタルシスを求めてない方、
韓流ドラマイズムがお好みの方は
ぜひご覧ください。
(そんな人はもう見てるだろうけど。
あんまりフォローにならなかった…)
 
そういうわけで
毀誉褒貶が激しいブログであったことを
深くお詫びしつつ(も内容変更せぬまま)
次回に続きます。
 
 
(追記)
イカゲーム3」の最後にケイト・ブランシェット
が出てきます。
噂によると「イカゲーム」アメリカ版の布石として
入れたんじゃないかと言われているそうであります。
アメリカ版監督はデヴィット・フィンチャーだとか。
(うーん。ギャラが456億ウォンだったら
やるかも…)
 

「ザ・レジデンス」(Netflix) ホワイトハウスが舞台の緻密すぎるミステリー 面白いけど謎解きまで辿り着ければのハナシ…

ザ・レジデンス Netflix
毎日お暑うございます。わがあばら屋も
熱がこもってうだるような暑さでございまして
「熱いトタン屋根の上の猫」状態に
なっておる阿覧澄史あらんすみしです。
 
ただでさえ暑いのに、選挙カーが頻繁に来て
「××でございます。あ、ご声援ありがとうございま
す。日本を変えていきたい、××を国政の場に!」
などとと連呼されてゲンナリ
昨日はついに我慢しきれなくなって
近所の日帰り温泉施設に避難いたしました。
 
温泉はけしからんくらい気持ちよかった
のでありますが
帰宅後「湯上がり感」が愚妻にバレ、
「アタシが暑い中一生懸命仕事してるのに
アンタは温泉?!何様なの」
と糾弾せんばかりの冷ややかな態度で
「そう。よかったわね」
と言葉とは裏腹に睨まれたのでありました…。
(次から洗髪はやめとこ。)
 
 
Netflix 作品感想>
 
「ザ・レジデンス」2025年米
制作 ションダ・ライムス
脚本 ポール・ウイリアム・デービス
監督 リザ・ジョンソン 
   ジャアハル・マムード
出演 ウゾ・アドゥーバ 
   スーザン・ケレチ・ワトソン
(1シーズン 8話)
 
(あらすじ)
ホワイトハウスに豪州首脳が招かれた夜、
パーティ中にチーフアッシャー(使用人のトップ)の
死体が発見される。自殺か?他殺か?
場所がホワイトハウスだけにFBIやCIAなども
捜査に介入しようとするが、管轄のMPD(首都警察)
は「世界一の名探偵」コーデリアカップに捜査を
依頼。すべてをバードウオッチングになぞらえて話す
風変わりなアフリカ系女性探偵コーデリア
パーティを封鎖して、果てしなく現場検証と
聞き込みを続ける。
 
チーフアッシャーの座を狙っていたアシスタント、
怒ってばかりの女性シェフ、スイス人のパティシエ、
盗癖のある大統領の弟など
ホワイトハウスとは思えないような
癖のある人物が容疑者としてカップの前に次々と
挙がってくる。増えるばかりの容疑者の中
果たして事件は本当に解決するのか?
 
 
 
ホワイトハウスで働く人たちを描いた
「使用人たちが見たホワイトハウス
という本をヒントにして、
ホワイトハウス内部で起こる殺人事件を
寓話的な本格ミステリにしたドラマでありまして
緻密に練り上げた台本を
完全再現したホワイトハウスの豪華なセットで
緻密に撮りあげられております。
人物設定が面白く、
セリフが辛辣なユーモアに溢れており
なかなかの出来でありました。
 
しかし、緻密すぎてちょっと見てるのがしんどい
という気もいたしました。
8話構成ですが、1話ずつ容疑者が挙がり
その容疑者にちなんだミステリドラマの
タイトルがつき
(「第三の男」とか「ハリーの災難」とか)
容疑者ごとに違う犯行のイメージを
見せるのでございます。
一晩の話なのに同じシチュエーションを
人物違いで6回も7回も見せられると、
何がなんだかわかんなくなってしまいます。
(ただ、我慢して見続けると
最終話の謎解きは達成感すら感じるほど
面白いです。)
 
主人公の探偵はウゾ・アドゥーバ。
見たことあるなと思ったら、
「オレンジイズニューブラック」の
’クレイジーアイズ’スーザンでありました…。
(途中で気づいた)
 
被害者のチーフアッシャーは
(ブレイキングバッドのガス・フリング!)
巻頭に死んで、出番少ないのかと思ったら
生き返ったり死んだり忙しく
結局8話出ずっぱりでありました。
(何回死んだのかしら?)
 
この役は最初アンドレ・ブラウアー
(「ブルックリンナインナイン」でゲイで堅物な
署長をやっていた)がキャスティングされていた
そうですが、撮影中に亡くなり、
エスポジートで撮り直したということです。
…よりによってこの大変なドラマで
撮り直しなんて。
 
<撮り直し風景(想像)>
 
監督「ナイフの位置間違ってるぞ!」
助監督「いや××の回想だから、左上でOKです」
記録「違うわよ。6話の○○のイメージだから
 右胸に刺さってないと」
役者「ちょっと動いていいかな?痒くて」
衣装「あ、だめ!ジャケットに触らないで」
助監督「(台本見て)6話だと左胸じゃ
 ないですか?」
記録「?!(ビデオエンジニアに)ちょっと
 収録ずみ素材モニターに出して!」
VE「もうCG屋さんに渡してます」
プロデューサー「(怒り)なんで抑えとかないんだ!」
 
勝手な妄想でございますが
スタッフのご苦労が偲ばれます…。
 
ブラウアーさんのご冥福をお祈りいたします。
 
そういうわけで
「ザ・レジデンス」
推理小説好きの方には
おすすめの一本かもしれません。
 
(どうでもいい追記)
豪州首相を招いてのパーティという設定ですので
カイリー・ミノーグ(本人出演)や
ヒュー・ジャックマン(後姿のみ。吹替)が
出てきます。二人がオーストラリア人だと
初めて知りました。
それにしてもアメリカで「オーストラリア人」
というのは微妙な存在のようであります。
 
 

「トラッカー」(Disney+)全米高視聴率ドラマの真実!トラッカーはデコトラではなくキャンパーだった。

トラッカー
最近コンビニでお茶を買うのがもったいなくなって
毎朝麦茶を作る阿覧澄史あらんすみしでございます。
麦茶が冷蔵庫に常備されておりました
少年時代の夏が思い出され、ビンボーくさい感じが
なかなか趣深い今日この頃であります。
 (この間子供の頃やったように麦茶に砂糖入れて
飲んでみたが、めちゃ不味かった…。)
 
 
 
<全米高視聴率ドラマを見る Disney+>
 
「トラッカー」2024年米
監督 ケン・オリン ほか
脚本 ベン・H・ウインターズ ほか
(2シーズン 33話)
 
<あらすじ>
コルター・ショウはピックアップトラック
キャンピングカーを引っ張り
全米を股にかけ活躍する現代の賞金稼ぎ。
懸賞金がかけられた失踪者や逃亡犯があれば
すぐに駆けつけ、そのサバイバル術や
追跡技術を駆使してキャッチしていく。
 
正義感強く悪い奴には滅法強いコルター
であったが、集団生活が苦手で
少年時代のトラウマを引きずる、
影を持つ男でもあった。
今日も事件を追うかたわら、非業の死を
遂げた父の事件の真相を追うー。
 
 
この前「リーチャー 正義のアウトロー」を
Amazonプライムで見てご紹介いたしましたが
今回も全米高視聴率のドラマ「トラッカー」
でございます。
 
見る前は『トラッカー』というタイトルだから
デコトラに乗った「ご意見無用」な感じの人か
と勝手に思っておったのですが、
主人公がキャンピングカー引っ張った
ピックアップトラックで出てきたので
「なんで?」と勝手に憤慨しておりました。
 
しかしタイトルの「トラッカー」というのは
「TRACKER」=追跡者・捜索者という意味
でございまして、デコトラとかは
全く関係ありません。
(やもめのジョナサンも出てこない)
そんなのわかんないよ!
 
また今回もタイトルにケチつけている
ワタクシでございました…。
 
 さて、全米高視聴率「トラッカー」
の内容でございますが
「なんか『リーチャー』に似てるな」
というのがワタクシの第一印象で
あります。
・原作はベストセラー作家
・田舎から田舎へアメリカ中を渡り歩き
 事件をかき回しては解決していく
・単独行動者。
・腕っぷしが強い
・すぐピストル振り回す
・協力する女性警官がいる
 (下手したら寝る)
・すぐ他人の家に不法侵入する
などといった共通項があるので
ございます。
 
「リーチャー」と大きく違うのは
連続ものではなく1話完結なので、
40分ちょっとで事件を解決しなくてはならず
効率第一主義な展開であることでありました。
(あと歯ブラシ一本で放浪するリーチャーとは
違いキャンピングカーで移動するので
リーチャーよりやや小綺麗)
 
しかし、1話完結のドラマって
配信で続けてみることの多い現在
もう時代にそぐわなくなっているような気が
いたします。
連続ものなら数話にわたって謎解きを見せたり、
見せ場のアクションも毎回ちょっとずつではなく
数話に一回ドーンと見せたりするので
1話完結でちまちま見せられると
物足りなく感じる時があるのでございます。
 
そして1話完結だと脚本の出来に
ばらつきが目立ち面白い話と面白くない話の
落差が如実に出てくる気がいたします。
ワタクシにはこの「トラッカー」は特に
話ごとのばらつきが大きいように
見受けられました。
(注・あくまで個人的意見です…)
 
とりあえずディズニープラスの配信は
シーズン2まででございました。
最後次のシーズンへ思いっきりヒキを
残して
(えと、なんていうんだっけ?
 そう、 クリフハンガー!)
終わりましたが
新シリーズはもう少し台本を練って
欲しいと愚考するワタクシでございました。
 
追記
「リーチャー 正義のアウトロー」の項で
「パンツぐらい履き替えろよリーチャー」
みたいなことを書きましたが、原作には
「毎晩下着を洗って干している」みたいな
描写があるそうです。
ごめんねリーチャー疑って…。
(しかし、それはそれで
生活っぽくてイヤかも…。)