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配信ドラマ探検記 昭和オヤジがネトフリ・アマゾンその他の密林を征く

配信ドラマを見て批評したり感想を言ったり、ツッコミを入れたりボケたりします。

「トキシックタウン」(Netflix)スコットランド訛り? リアリズムがケン・ローチっぽいイギリスドラマ

トキシックタウン Netflix
ご機嫌いかがですか。
日曜に文房具オタクである娘・ハー子(10歳)を
有明の「文具女子博東京」に連れて行ったところ
愚妻がチケットを家に忘れてしまい(ゆりかもめ
車内でようやく判明)、愚妻は逆ギレ娘は半泣き
大騒ぎした末に途中下車してコンビニでチケット
買い直したりする相変わらずドタバタな日々を
送っております阿覧澄史あらんすみしでございます。
 
6月とは思えぬ暑い日でございまして
ようやく入れた文具女子博に大コーフンの娘を
追っかけて歩くも
満場の文具オタクの皆様(失礼)の熱意に
押しのけられたりして圧倒され
…正直大変な1日でございました。
(ドケチなアタシらが)グリーン券買って
倒れ込むように寝てたぐらいでありますから…。
 
 
 
<前フリとは関連なしのNetflix やや新作を見る>
「トキシックタウン」
 Toxic Town   2025年英
制作総指揮 アナベル・ジョーンズ
脚本    ジャック・ソーン
監督    ミンキー・スピロ
出演    ジョディ・ウイティカー
      エイミー・ルー・ウッド
(1シリーズ 4話)
      
(あらすじ)
1995年。スコットランドのコービー。
かつて鉄鋼業で栄え、今は錆びれたこの町で
自治区議会は再興を目指し土地開発を進めていた。
 
汚染を分析するエンジニア・エドが土地を
調査するとヒ素やクロム、カドミウムなど
有害物質で酷く汚染されており、
自治区議会のロイ・トーマス副議長に報告するが
握りつぶされてしまう。
 
そんな頃、スーザンは息子を出産するが
右手の指がない四肢相違。
病院でスーザンと相室になったトレイシーは
娘を出産するが内臓に異常があり、間もなく死亡。
街では他にも問題のある子供が続出していたが
原因は不明のままであった。
 
そして4年後。
必死で息子を治療するスーザンたちの許に
「先天性欠陥症の集団発生の疑いがある」と
新聞記者から連絡がある。
街が隠していた汚染問題の真相を知るため
子供達のために立ち上がるスーザンたち。
 
知識も何もない市井の母ちゃんたちは
やがて街を動かしていくー
 
 
 
「ブラックミラー」の制作チームが作った
実話ベースの社会派ドラマでありまして
スコットランドの田舎町のワーキングクラスの
話でございます。
人物造形やリアリズム志向はまるで
巨匠ケン・ローチの映画のようでありまして
ワタクシ好みのドラマでありました.
 
寂れてしまった冴えない町で
冴えない生活を送る普通の人々の中
必死で生きてる母ちゃんたちの描写を
ドラマだからってキレイキレイにしないところが
イギリスっぽいなあと感心いたしました。
「きっと制作チームもケン・ローチの映画
好きで、ああいうのを作りたかったんだろう」
と勝手に思った次第であります。
 
このドラマがワタクシが愚考するように
ケン・ローチ風リアリズムを求めていたとしたら、
英語も絶対スコットランド訛りになってるはずで
ございます。(アメリカ映画のように外人が
英語喋るような不自然なことはしてないはず)
 
残念ながらワタクシは英語に堪能ではないので
「あんまり言葉が聞き取れないから
なんとなくスコットランド訛りなのかな」
とは思ったのでありますが、確証はございません。
 
で、ネットで調べたところ
「スーザンを演じたジョディ・ウイティガーの
スコットランド訛りが下手である」という
記事を見つけました。(もちろん翻訳アプリ使用)
つまり、やっぱり「トキシックタウン」の英語は
スコットランド弁だったのであります!
 さらに調べるとドラマではスコットランドでも
特殊な「コービー弁」を使ってたらしく、
ジョディさんはスコットランド弁が下手なのではなく
コービー弁だったということでありました。
 
うーん。すごいリアリズム。
いかっぺ(エセ茨城弁)。
 
<追記>
タイトルを見た時に
「『トキシックダウン』?ってなに?
動物園のトキがホームシックになって
佐渡に帰る話?」
と本気で思ってしまったのでございますが
トキシック=TOXIC(有毒な)でございました…。
(今回語学ブログみたいになってしまった)
 
しかしみんなフツーにわかるのでありましょうか?
邦題はせめて「汚染された街」とかに
すればいいのにと思った次第でございます。
オマエは「リバーランズスルーイット」か。
(なんか最近ずっとタイトルにケチつけてるなあ)

「グランパは新米スパイ」(Netflix)と言うより「ディパーデッドじいさん」。今やトレンドは老人ドラマ?

グランパは新米スパイ Netflix
みなさまご機嫌いかがですか?
先日「すごくしょっぱい味噌ラーメン」が
食べたくなり,学生時代よく行った
環七の加平のラーメン屋で
あい変わらずすごくしょっぱい味噌ラーメンを食べて
満足な阿覧澄史あらんすみしでございます。
 
隣でワタクシよりもかなり高齢の爺さんが
汁まで飲み干してるのを見て
「血圧大丈夫かジーサン!?」
と思った気の小さいワタクシでありました。
 
しかし最近健康のことを気にし出したら
食べるものなどなくなってしまいそうです。
糖質制限して、脂質も制限?
ロッコリとささみなんて大っ嫌いだ!?
(魂の叫び)
 
 
「グランパは新米スパイ」2024年 米・チリ
制作総指揮(Created by)マイケル・シュア
原作 マイテ・アルベルティ
脚本 マイケル・シュア
   ダン・スコフィールド他
監督 マイケル・シュア
   モーガン・サケット他
出演 テッド・ダンソン
   メアリー・エリザベス・エリス
   リラ・リッチクリーク・エストラーダ  
(1シーズン 8話)
 
<あらすじ>
元大学教授でリタイア生活を送るチャールズは
妻を亡くしてから無気力な一人暮らし。
離れて暮らす娘のエミリーも心配していた。
そんなある日、チャールズは
「探偵助手募集 75~85歳」の古風な新聞広告を見る。
 
スマホも使いこなせない年寄りの応募者ばかり
のなかで、チャールズは探偵事務所の
オーディションに見事合格。
老人ホーム「サンシャインヴュー」に潜入し、
入居者のひとりが無くした宝石の行方を
追うことになる。
 
人生初のスパイ活動にウキウキしながら
入居者たちと接触、調べていくチャールズは
ホームの人々と触れ合うなかで
いかに今まで自分が孤独だったかを知る。
 
果たして宝石は見つかるのか?
そしてチャールズは生き甲斐を見出せるのか?
 
 
全米ネットワークの地上波番組とは思えないような
大どんでん返しが衝撃的だった「グッドプレイス」
のクリエイター・マイケル・シュアとマイケル役
のテッド・ダンソンの30分シットコムでございまして、
「83歳の優しいスパイ」という
チリのドキュメンタリー映画を元にしていると
いうことであります。
 
エピソードのタイトルも毎回
「ティンカー、テイラー、オールダー、スパイ」
とか往年のスパイものをもじったものにする
凝りようなのでありますが
内容的にはスパイというよりも
老人ホーム潜入探偵というか
老人ディパーデッド」な感じでありました。
 
それも悪人は出てこず
生命の危険とか一切感じないような
ほのぼの老人ホームでございまして
ヒリヒリ感のないディパーデッド。
渡る世間は鬼ばかり」とかの方が
よっぽど危険な匂いが致します。
(ただ老人ホームなので
老衰とか自然死は日常茶飯事ですが…)
 
もっとボケ老人が騒ぎを起こしたり
悪徳経営者を懲らしめたりするのかとも
思ったのでありますが
手堅く感傷的な老人ドラマに
仕上がっておりました。
それはもう「大人のドラマ」なんかまだ青い
と言わんばかりであります。
 
ワタクシも後期高齢者となるのが
そう遠い未来のことではないので
「孤独でも老人ホームは無理」とか
色々考えながら見ておりまして
ちょっと辛うございました。
 
しかし
デニーロ80歳の「ゼロデイ」と
この「グランパは新米スパイ」を続けて見て
これからは養老院ドラマかなと思う
今日この頃でございます。
 
だってハイスクール青春群像ドラマだと
人物に深みがない(当たり前だ!)
老人ホーム恍惚群像ドラマなら
全ての登場人物に70年以上の歴史があって
ほとんどが「最愛の人」とお別れをした
悲しい過去と、
仕事を失った喪失感を持っていて
子供達と疎遠になっていき
ボケるわ死んじゃうわという
運命が待っているのであります。
(でもそんなドラマばっかりだと
気が滅入るばかりで楽しくないか…。)
 
今回ワタクシが見てて特に衝撃だったのは
ジャクソン・ブラウンの曲(For a dancer)が
完全に懐メロとして認知されて
流されていたことでありました。
 
もはや扱いがフランク・シナトラと一緒。
クラシックロック?オールディーズ?
ついにワタクシも
懐メロ好きオヤジってことかと
今更ながら自分の年齢を
認識する次第でございました。
 
…やっぱり
老人は自分が老人だとあらためて思い出される
ような老人のドラマはあまり見ないような
気がしてきつつこの項終わります。
 
追記 エピソード8で
   「グッドプレイス」の最強キャラ
   AIのジャネット役のダーシー・カーデンさんが
   特別出演していて嬉しかったです。
 

「ゼロ デイ」(Netflix) ”ご隠居様が悪を懲らしめるため立ち上がる”「水戸黄門」的なドラマかと思ったら…

ゼロデイ Netflix
みなさまご機嫌いかがですか?
家人が旅行に出かけひとり留守番となった週末。
置いていかれたワタクシ・阿覧澄史あらんすみしは
逆にちょっとウキウキでございました。
お、家族が不在?
好きなことできる!?
両親が旅行に行った海外ドラマの高校生なら
友達全員呼んでパーティするとこです。
酒とクスリとダンスのどんちゃん騒ぎ!
Sex and Drugs and Rock'n roll!!
 
…まあそこまでする気力と体力があったら
ワタクシももう少しバリバリ働いてるで
あろうと思われます。
しがない田舎のぐーたらオヤジとしては
こういう時はこよなく愛するスーパー
「食生活LOVELOVEロピア」に出かけ
大容量惣菜やピザ、大容量スイーツ、スナックを
買い込み週末かけて一人で貪り食うのが
関の山でございました…。(ちょっと寂しい)
おかげで週明けはオータイサンとかのお世話に
なるのでございますが、日頃の鬱憤ばらしになり
満足いたした次第でございます。
 
Netflix やや新作とかを見る>
「ゼロ デイ」2025年 米
プロデューサー エリック・ニューマン
        ノア・オッペンハイム
        マイケル・シュミット
脚本      エリック・ニューマン
        ノア・オッペンハイムほか
監督      レスリー・リンカ・グラッター
出演      ロバート・デニーロ
        リジーキャプラン
        ジェシー・プレモンズ
(リミテッドシリーズ 6話)
 
(1話あらすじ)
ニューヨーク郊外の邸宅。回顧録を書くことが最後の
仕事になりそうな元大統領ジョージ・マレンが
隠棲の日々を送っていた。
しかし、ある日「ゼロデイ攻撃」と呼ばれる
エネルギー、通信、輸送ネットワークへの大規模な
サイバー攻撃が起こり、数千人が死亡する事件が
起こる。
マレンは現大統領にゼロデイ攻撃を調査する委員会の
責任者になるよう要請され、最初は固辞するが
結局引き受けることになる。
 
ロシアの事件への関与が取り沙汰される中、
過去の人脈をたどり情報を集めるマレンであったが
マレンの精神状態は危うく見える。
マレンが手帳にメモしていた情報は落書きに近く、
幻聴が常に聞こえ、ゼロデイ攻撃で死んだ人物の
姿を見てしまうマレン。
 
果たしてゼロデイ攻撃の首謀者は?
そしてマレンは認知症なのか?
デニーロ大丈夫か?
 
 
 
ロバート・デニーロが引退した元大統領を演じ、
サイバーテロに挑む」というドラマであります。
そう聞くと痛快アクションというか
エアフォースワン」とか「24」みたいなヤツ
かいなと勝手に想像して見始めたのでありますが
そんな派手なアクションはありません。
デニーロも80歳過ぎてるし
そんなアクションしたら死んじゃうって…)
 
じゃあデニーロが調査委員会を率いて
どんどん真相に迫っていき
「ご隠居様が悪を懲らしめるために立ち上がる」
水戸黄門的な事件ものなのかというと
そーいうわけではなく、
デニーロ自体はあんまり活躍せず
(一度元検事の経験で容疑者を自白させるぐらい)
謎解きも、ほぼ手下が持ってくる情報を
鵜呑みにするだけでございました。
サイバー攻撃のディティールの説明も
ほとんどなく、時事ネタものでもない。
 
やや苛立ちつつも1話、2話と見進めていって、
ようやく陰謀・対立・疑惑など政治の世界の
駆け引きがメインのお話なんだと
理解したワタクシでありました。
(ここまで見てやっとわかるボンクラさ…)
 
だから「ゼロデイ攻撃」の詳細とか
「犯人は誰?」とかの謎解きはドラマ上
どうでもよいらしく、それによって
政治の世界がどう変わって行くのかが
主眼なドラマなのでありました。
 
だいたい出てきた瞬間から
あからさまに悪いやつにしか見えない
ブレナー博士。「エルのパパ」。)が
下院議員役にキャスティングされている
ことに如実に現れております。
「絶対このヒト怪しい。事件に関係してる」
とうちの義母(85歳)でも勘づいてしまう
ことからも、制作サイドは謎解きを
重要視してないということがわかるので
あります。
(「土曜ワイド劇場」だったらもっと怪しく
なさそうな俳優使ってるでしょう。
温水洋一とか?…いや田山涼成?)
 
最初は展開遅くてかったるいと思っておった
ワタクシでありますが、
見方を定めてから俄然面白くなり、
やはり先入観を持ってドラマを見てはいかん
なあと思う反面、「ゼロデイ」というタイトル
では内容を表しきれてないなあと思う
今日この頃でございました。
 
次回ジジイ主役ドラマシリーズ第2弾(??)
「グランパは新米スパイ」(Netflix)
を予定しております。老人問題に鋭く切り込み
はしないと思いますが乞うご期待。

「はたらく細胞」(Netflix「今日の映画TOP1」を見る)ネトフリの説明には「ミクロの決死圏」現代版と書いてあったが…!?

はたらく細胞
ご機嫌いかがですか?
毎日スカパーのプロ野球中継で
ベイスターズを応援するだけの日々を送っております
阿覧”クズおやじ”澄史あらんすみしでございます。
 昨年はどさくさに紛れて日本一を獲得した
ベイスターズでありますが、なんだか釈然としない
日本一でありまして(リーグ3位なのに日本一?)
「今年こそ宿願のリーグ優勝を」と切に願い
ビール片手に今日もテレビで声援を送って
おるのでございます。
ところがどーも打線の調子がイマイチでありまして
なかなか点が取れないし、バウワーが中4日で
投げまくって四球連発ボカスカ打たれたり
とってもチグハグでなかなか勝てないので
あります。くやしー。
 
しかしながらワタクシも伊達にベイスターズファンを
長いことやってるわけではございません。
土星回帰かリュウゼツランの花か
30年に一回ぐらいしか優勝できないチームを
負けても負けても応援し続け50年。
「弱くても凹まないメンタル」が
鍛えられ続けてきたのでございます。
平気、平気。もう全然へっちゃら。
がんばれホエールズいや、ベイスターズ
(大洋ファンはみんなMか?)
 
そういうわけで、今回は
ネトフリの「今日の映画TOP1」であった
はたらく細胞」の感想をお送りします。
(すみません。ベイスターズとは
全く関連ありません)
 
それにしても蛯名と梶原と森敬斗は
もう少し打てよ!
 
 
Netflix 「今日の映画TOP1」を見る>
はたらく細胞」2024年 日本
原作 清水茜
脚本 徳永友一
監督 武内英樹
(1時間51分)
 
(あらすじ)
人間の体内で働く細胞たちの世界。
抗原提示細胞のマクロファージ先生に
酸素を運ぶことを教わる赤血球の
「赤血球」(役名が赤血球)は
化膿レンサ球菌に襲われるが
白血球の子供「白血球」(役名が白血球)
に助けられる。
やがて大きくなった「赤血球」は脱核し
働き始めるが、ドジっ子で失敗続きであった。
そこへ今度は「黄色ブドウ球菌」に襲われ
また白血球の「白血球」(役名が白血球。
えーい、ややこしい…)に助けられる。
 
そんな日々を送る細胞たちは
実は女子高生・漆崎日胡(ニコ)の体内にいた。
やがてニコの身に不幸な出来事が起こり
その体内では「体内史上最大の戦い」が
始まろうとしていたー
 
 
もうあらすじ書いてて何がなんだかわかりません。
ネトフリには「ミクロの決死圏」現代版などと
説明されておりましたが
ちょっと違います。(断言)
つまり体内の細胞世界を擬人化して、
細菌との争いを描いておるのでございます。
 
同じ監督(フジテレビの武内さん)の
「なぜか埼玉」ーじゃなかった、
「翔んで埼玉」もイマイチだったし、
ほぼ期待せずに見たのでありますが
意外な(失礼)面白さでございました。
 
テーマパークのような体内(血管内?)を
すごい数のエキストラが動き回り
カラフルなコスチュームには日本語で
「白血球」とかわかりやすく書いてあるという
シンプルな擬人化でありまして、
原作通りなのか
実写にしてはかなりダサダサで
見栄えがあまりよろしくないのでありますが
かえってそれが面白く感じさせるのでございます。
 
いかにも作り物っぽさ全開、
学芸会のような舞台立てがワクとなり
いかに話が荒唐無稽になろうとも
見てる方に許容させるといいましょうか、
納得して見てしまいます。
 
美術装飾小道具も良かったです。
面白がって作っておりまして
相乗効果で映画自体の面白さに反映しておる
ような気がいたします。

 

リアルさを求めず
わざとらしさや嘘っぽさが面白くさせるような
こういう映画の作り方もあるのだなと
ワタクシ感心致しました。
(後半の「お涙頂戴」なシーンはちょっと
好きじゃないですが…商売には必要なので
ありましょう)
 
ほめてんだかけなしてんだかわからない文章に
なってしまいましたが(褒めております)、
おすすめでございます。
 

「リーチャー 正義のアウトロー」全米が手に汗握る?!パンツぐらい替えろよリーチャー。

リーチャー 正義のアウトロー amazon prime video
ご機嫌いかがですか?ワタクシに断りもなく
関東地方がいつの間にか梅雨入り。
うっとうしい日々を過ごす阿覧澄史あらんすみしで
ございます。(老人性被害妄想?)
そんな中「なんかうっとうしさを吹き飛ばすような
痛快なドラマはないだろうか?」と
色々探っておりましたところ
ネットニュースに去年アメリカで放送配信された
ドラマランキングが紹介されておりました。
イカゲーム」「アドレセンス」などが1位、
2位でその後に「トラッカー」「リーチャー」
「ハイ・ポテンシャル」」「マトロック」
「ランドマン」など、
ワタクシには馴染みのないタイトルが
並んでおりました。
 
しかし
「これらは全米が涙したり、全米が興奮したり
 全米が痛快だった作品に違いない」
と(短絡的に)考えたワタクシは
ここから見られそうな作品をリサーチいたしました。
すると「リーチャー・正義のアウトロー」が
Amazonプライムで観られるとわかり
今回はこれを見ることといたした次第であります。
 
タイトルからして痛快活劇っぽいじゃないですか!
きっと「全米が痛快」だったに違いありません。
(なんだ「全米が痛快」って?
しかしそれより
「正義のアウトロー(無法者)」ってなに?)
 
 
「リーチャー 正義のアウトロー
2022年〜2025年米
脚本 ニック・サントラ 
   スコット・サリバン 他
監督 サム・ヒル
   ジュリアン・ホームズ 他
出演 アラン・リッチソン
   マリア・ステン
   マルコルム・グッドウイン
 
(シーズン1のあらすじ)
ジョージア州の小さな街、マーグレイブで
一人の男が射殺される。
そして翌日、容疑者として逮捕される大男の流れ者。
元陸軍警察のジャック・リーチャー少佐であった。
射殺された被害者が実の兄・ジョーであることを
知り、余所者の警部フィンリー、女性警官
ロスコーと協力して犯人探しを進めるリーチャー。
しかし街には第2第3の殺人事件が起こり
リーチャーの行手を遮っていくのだったー。
 
 
トム・クルーズの映画「アウトロー」の原作で
リー・チャイルドの人気小説シリーズ
「ジャック・リーチャー」の
満を持してのドラマ化だということであります。
 
トム・クルーズより今回のアラン・リッチソン
の方が原作に近いそうでありまして、
なんか冷蔵庫みたいな体型の
見るからに「元兵士」な風貌。
 
ニックネームは「リーチャー」でありまして
両親からも「リーチャー」と
呼ばれておりました(?!)。
(兄貴ジョセフ・リーチャーは「ジョー」と
呼ばれるのに。)
 
軍をやめてからは住所不定・無職で
全米を放浪している設定でございまして
荷物を増やしたくないので着の身着のまま、
(ナイフで斬りつけられてジャケットに穴が開けば
ガムテープで塞いでずっと着てる)
持ち物は歯ブラシ一本という
「正義のアウトロー」というより
まるで「正義のホームレス」であります。
 
このホームレスがひとたび事件に関わると
馬鹿みたいに強くて
嫌いなやつを容赦なく殴り、蹴り
悪人はためらいもなく銃で撃ち殺すという
痛快活劇なのであります。
 
ワタクシも道徳心はそれほど高いとは
言えませんが、ここまでくると
「(いろいろと)大丈夫なのかな?」と
心配になってしまうほどであります。
(登場人物たちも最初は非難したり
するのに、そのうち面倒になって
誰も文句言わなくなるし…)
 
しかしアメリカでかなりヒットしてるというのは
人権とか、裁判とか
色々がんじがらめの中で生きていると
ここまでモラリティ無視で勧善懲悪なのが
受けるのでありましょうか。
(だからトランプ政権がどうのとかは
もうここではあえて言いませんが…
他の全米大ヒットドラマもこんななのかなー。)
 
第2・第3シリーズも配信されており
2は軍警察時代の部下が集結する話
(第11作「消えた戦友」が原作)
3は謎の組織に潜入する話(第7作「宿敵」が原作)
でございまして、ワタクシは第2シリーズが
面白かったです。
 
しかし、ジャック・リーチャー
「着の身着のまま」って
下着も替えてないのだろうか?
「パンツぐらい履き替えろよリーチャー」
と思う次第でございました。
 

ハクビシンを待ちながら去年話題のややこしい映画を見る(Amazon)「オッペンハイマー」「関心領域」「落下の解剖学」

みなさまご機嫌いかがですか?
最近天井の辺りに小動物の気配を感じると思ったら
ハクビシンらしくて(愚妻がベランダで目撃)
ハクビシンなぜ逃げる」という薬剤を
購入して設置させられました。
それからベランダを眺める日々の
阿覧澄史あらんすみしでございます。
ハクビシン見てみたい。
…それにしてもここは田舎だ)
 
ハクビシンを待つかたわら
今回は去年話題になった洋画を
ようやくAmazonの配信で
まとめて見てみました。
オッペンハイマー」「関心領域」
「落下の解剖学」でございます。
(いまごろかよ)
 

去年話題のややこしい映画をいまごろ見た

その1

オッペンハイマー

オッペンハイマー

2023年米 180分

 
(あらすじ)
1954年。原爆開発を指揮した物理学者
オッペンハイマーがスパイ容疑をかけられ
原子力委員会聴聞会にかけられる。
そこで物理学者として生きてきた遍歴、
マンハッタン計画」についての詳細を語っていくー。
 
すっかり話題になり、アカデミー賞もとった
大作であります。
テーマが原爆作った人の伝記でありますから
普通の「アメリカ感動伝記もの」のように
「原爆作ることになった→モンタージュ→困難に直面
→信念で克服→さらにモンタージュ→完成→どかーん
→スタッフと喜びあう。感動」
というふうに面白おかしくは作れないので
やっぱり主人公の「苦悩」を描かざるを得ず
苦労して苦悩を描いております。
 
「苦悩」といえばなんと言っても
キリアン・マーフィーでございまして(なんでだ?)
ピーキーブラインダーズ」後半で見せたような
沈鬱な演技がこの映画をらしく見せ、
アカデミー賞まで導いたような気が致します。
(そして「侍タイムスリッパー」との制作費の違い
にはめまいがする…)
 
聴聞会からの回想によって
過去の出来事の議論をし
観客に知的好奇心を煽るという構成は
「ハンナアーレント」(2012年)を思い出します。
 
そして問題になった原爆シーンの有無。
ネタバレかもしれませんが、
この映画に原爆によるヒロシマ ナガサキ
被害の様子はありません。
ワタクシはこの映画としては正しいと思います。
それが映し出された瞬間、映画のテーマは
どっか他のところに行ってしまう気がするからで
あります。
これは「原爆を作った人」の話でありまして
「原爆反対運動」の映画ではないのですから。
 
色々考えさせられるとこもあり、
全体としては面白く見られた映画でございました。
 
追記 
知ってる役者が出てるけど、ワタクシの記憶と
だいぶシェイプが違っててよくわかりませんでした。
マット・デイモンやロバート・ダウニーJr)
フケメイクなのか、年取ったのかすらわからない…。
一番わかんなかったのはアインシュタイン役の
トム・コンティ。(メリークリスマスミスター
ロレンスであります…。)
 

去年話題のややこしい映画をいまごろ見た 

その2

「関心領域」

関心領域
2023年米・英・波(ポーランド)105分
出演 クリスチャン・フリーデル
   ザンドラ・フュラー
 
(あらすじ)
1944年アウシュピッツ。
収容所の隣にある所長ヘスの瀟洒な屋敷。
戦時中にも関わらず豊かな生活を享受する
ヘスの家族がいた。
隣で大量虐殺が行われていることは
関心の外であった。
(これでいいのか?
他に書きようがないぞ…)
 
巻頭、タイトルが黒にフェイドアウトするので
ありますが、これが異常に長い…。
機械の故障を疑うくらいゆっくりフェイドアウト
真っ黒な画面が続くのであります。
 
「お前いい加減にしろよ」と思う頃
ようやく画面が現れ、
のどかなピクニックの光景が
ヒキの絵(状況説明のロングショット)で続きます。
これは「フツーの映画じゃないから
覚悟しろよ」という監督からの挑戦状か?
 
「喧嘩売ってんのか?上等じゃねえか」と
見進めていきますと
小津安二郎の映画のようにヒキの絵に
人物が出入りし、監督は家の中で日常生活を行う
様子を丹念に拾っていきます。
その中に「フッ」と異質なものが出てくるので
ありますが、映画はリズムを崩さず
何事もないように過ぎていくのでございます。
 
ヒキの絵ばっかしで
奥さんの顔もよくわからないぐらい。
しかし、家の向こうにはアウシュピッツの収容所が
見え続け、不穏な音が聞こえ続ける。
それでも家の平穏さに変化がなく
しみじみと怖いのであります。
 
見せないもの(収容所内で起きてること)は
断固として見せないというスゴイ映画でありました。
なんせ配信では「戦争映画」ってカテゴリーなのに
戦闘シーンは一個も出てこないのでありますから。
 
ま、言ってしまえばそれだけの映画で
普通なら戦後処理で
ユダヤ人に無関心であった家族に「酬い」が
あったりするのでありましょうが
後半何もなく尻すぼみに終わります。
(いえ、本当はちょっとありますが…)
これは明らかに確信犯でありまして
監督が「これはふつうのドラマじゃないから
これでいいんだ」とうそぶいている姿が
目に浮かびます。
 
面白かったですが、週末にビール飲みながら
気楽に見るには多少重たいかも。
 
 

去年話題のややこしい映画をいまごろ見た

 番外

プロヴァンスの休日」

プロヴァンスの休日
2014年仏 105分
監督・脚本 ローズ・ポッシュ
出演    ジャン・レノ
      アンナ・ガリエナ
 
あまりに見るのに大変な映画ばっかりなので
我慢しきれず箸休めに見てしまいました。
ジャン・レノプロヴァンスの田舎のジジイになり
あったこともない孫3人とひと夏を過ごす話
であります。
 
ストーリーはゆるく、敵対していた爺いと孫たちが
和解した理由もよくわかんないような話でありますが
ひと夏こんなとこで過ごせたらいいなと
ビール飲みながら見ておりました。
 
ショッキングブルーの「ヴィーナス」のイントロ
と共にレノの昔の仲間ジジイたちがやってくるとこが
個人的には好き。
ジジババ向け映画でありました。
 
 

去年話題のややこしい映画をいまごろ見た

 その3

「落下の解剖学」

2023年仏 152分

落下の解剖学
 
監督・脚本 ジュスティーヌ・トリエ
出演    ザンドラ・ヒュラー
      スワン・アルロー
      ミロ・マシャド・グラネール
 
(あらすじ)
フランスの山の中で暮らす作家とその夫、
視覚障害のある息子ダニエル。
ある日、夫が転落死し
事故として処理されるが
やがて妻が容疑者として検挙される。
 
そして取り調べによって浮かび上がる
隠された夫婦の関係。
傷つくダニエルの気持ちをよそに
妻は起訴され、裁判が始まるー。
 
 
あらら、またこの人出てきたよ。
「関心領域」の奥さん・ザンドラ・ヒュラーで
あります。
この年2023年のカンヌ映画祭では
「落下の解剖学」がパルムドール(1位)、
「関心領域」がグランプリ(2位)で
ザンドラさん独占なのでありますが
女優賞は別の人が獲っております…。
(そんなことある?ちなみに男優賞は役所広司
 
なにしろあらすじでもお分かりの通り
サスペンス/スリラーな感じで始まっておりますので
そのつもりで見ておりましたが
一向に怪しいダミー犯人が出てこないし
名探偵も登場しない。
じゃあ犯人が警察から逃れていく感じの
サスペンスかと思えば、
奥さん完全に怪しいのだけれど
それを見せるそぶりもない。
 
これは一体どうなっておるのかと思ったら
土曜ワイド劇場でもなく
どっちかというと東海テレビ昼オビでございました。
 
暴かれていくのはトリックではなく
赤裸々な夫婦関係でございまして
夫婦喧嘩の描写がかなり辛い。辛い。
夫婦って、
やっぱり分かり合えないのねと
改めて思うワタクシ。
 
なんと
映画「ブルーバレンタイン」みたいな、
ネトフリで言うと「マリッジストーリー」
みたいな
夫婦間こじれ映画なのでありました。
(これはネタバレか?)
ちょっと欲求不満がのこる一本で
ございました…。
 
いやいや
3本とも
いずれ劣らぬ挑戦的な映画でございました。
今年はもう少し映画館に行きたいなと
思います。
 
次回はー
(まだ考えてなかった…。)
もうしばらく気ままに配信を
見たいと思う今日この頃であります。
 

「三体」(Netflix) 第1シーズン 見る前に読むか?読む前に見るか?

三体 Netflix
ご機嫌いかがですか?短期の出稼ぎを終え、
田舎に戻ってこれ休養に努める阿覧澄史あらんすみし
でございます。
先日、くだんの如く書斎でうだうだしておりますと
愚妻が朝から何やら大騒ぎしておりました。
何事かと思っておると
スマホに見たこともないTIKTOKの請求がきて
気持ち悪い。これはアカウントを乗っ取られたので
はないか?」
とアップルに問い合わせ、TIKTOKの連絡先も探し
今にも消費者相談センターに相談する
勢いでございました。
 
しかし請求額をよく見たら「60円」でありまして
「オマエ60円ぐらいでよくそこまで騒げるな」
と諌めたのでありますが
「最近は小さな金額から詐欺が始まるというでは
ないか。放置したら全財産取られてしまう」などと
ずーっと昼まで言い続けているのであります。
あまりにもうるさいので部屋でウダウダもままならず
ワタクシも真相究明に乗り出すこととあいなった
のでございました。
 
捜査状況としては
・愚妻はTIKTOKなど見たこともないのに
 アップルから「tiktok 60円」の請求メールが来た
・もちろんスマホTIKTOKのアプリも入れてない
・(ワタクシもケチだが、愚妻は輪をかけて)ケチな
 ので課金など絶対しない
・時々愚妻のスマホをいじる娘は「私じゃない」と
 否認
・愚妻はスマホを置き去りにした覚えはない
 
ワタクシは関係者一同をメインダイニングに招集
(居間にいた家族のとこに行っただけ)、
被害者(愚妻)に事情を聞き、
ポカンとしているバーバ(義母・85歳)はほっとき
「フツー考えると犯人はハー子だけど、
覚えはないのか?」とハー子(娘・10歳)に尋ねた
のでありますが「知らない」と否定。
早くも事件は迷宮入りかと思われたのでありますが
その30分後、
娘が愚妻にメモを渡したのでありました。
メモには
「ごめんなさい。犯人は私です」の文字が…。
 
娘の自供によると、
友達と遊んでる時に、スマホを持っている友達が
TIKTOKのゲームで遊んでいて、
仲間はずれになりたくなくてIpad(愚妻と共用)に
ダウンロードしたということでありました。
 
「買う時の指紋認証(愚妻の指紋で登録してある)
どうしたの?」と聞くと
「設定に追加の指紋認証(自分の指紋)を入れた」
とのこと。
「オマエそんなことできるのか!?」と
驚愕する父でありました。
そんなこと、おとーちゃんも出来ないのに…。
恐るべしデジタルネイティブ世代。
 
 
Netflix レビュー (感想)>
「三体」2024年米
原作    劉慈欣
制作総指揮・脚本 アレクサンダー・ウー
       デビッド・ベニオフ
       D・B・ワイス
監督    デレク・ツァン
      ミンキー・スピロ ほか
出演    ジョバン・アデボ
      ロザリンド・チャオ
      リアム・カニンガム
(1シリーズ 8話)
 
(巻頭のあらすじ)
1960年代。文化大革命の中国。吊し上げられ殺され
た大学教授の娘・葉文潔は、その専門知識を買われ
内モンゴルの紅岸基地に送られ、極秘プロジェクト
に参加する。
そこで宇宙人からのメッセージを知り、
彼女は地球の運命を決める重大な決断をする。
 
時が過ぎて現在。イギリス・オックスフォード。
今までの研究成果が意味をなさなくなるような
実験結果が続き、次々と研究プロジェクトが
中止となり騒然としている学界で
一人の女性物理学者が自殺する。
それは葉文潔の娘・ヴェラ葉であった。
 
ヴェラの教え子たち(オーギー、ジャック、
ジン、ソール、ウイル)の前にも
様々な奇怪な出来事が降りかかりはじめる。
それはすべて、「三体」と呼ばれる
異星人に関わっていたのであったー。
 
 
 
奇跡の傑作と名高い中国SF小説「三体」を
「ゲームオブスローンズ」のチームが
ドラマ化したものであります。
ワタクシ、チャレンジ優先のため見られなかったので
ありますが、以前からずっと見たかったシリーズで
今回やっと宿願が叶いました。
 
とはいうものの、実は見る前に悩んだのであります。
「三体」は続編もありますが、正編の話は
3部作で「三体」「三体Ⅱ 黒暗森林」「三体Ⅲ
死神永生」とありまして、
ワタクシは第1作しか読んでいないので
見る前に読むか
読む前に見るか
どっちが正解なのかと。
 
結局
中国版ドラマ「三体」は30話もあるけど
ネトフリは8話。
なのでストーリー的には第1作分くらいしか
進まないだろうという判断で見始めたのであります。
 
ところがどっこい
ネトフリ版はストーリーを3部作から
まんべんなく切り取って持ってきておりまして
(時間設定は3部作並行らしい)
知らない話がたくさんあったのでございました。
(中国版は30話で第1作分の話だったらしいが…)
 
さらに中国版は原作に忠実ですが
ネトフリ版は舞台をイギリスに変えておりまして
登場人物もキャラ変したり、
置き換えしたりしておりまして
あんまり原作先に読んでるからストーリーがわかる
というものでもないかなという感じでございました。
 
つまり
この結構小難しい「三体世界」を理解できつつも
ストーリーのすべてを知ってるわけじゃないので
面白く見られるという意味で
「『三体』の第1作だけ読んで見る」
というのが
ちょうどよかったような気がいたします。
 
そして、このNetflixの「三体」も
原作のエッセンスを壊さず、かといって
難しい物理学の理論や天文学を詰め込むことなく
コアなSFファンにも、一般の視聴者にも
ちょうど良い、バランスの良い作りであった
と思う次第であります。
 
文革の近衛兵によるリンチから始まり
「夜空のウインク」
謎のカウントダウン
宇宙人の仕組んだビデオゲーム
陽子サイズのスパイコンピューター「智子」
(「ともこ」ではない。ソフォン。)
ジャッジメントデイ号の運河での虐殺
階梯計画など。
見どころ満載の中で
原作になかったオックスフォードの4人の
恋愛と友情、穏やかな繋がりが
美しい風景と共に描かれて行きます。
 
ワタクシは大きに満足いたしました。
(今頃見てるけれど…)
 
でも
早く続きが見たい。こうなったら
原作読まずに我慢して待つ覚悟であります。
 
追記 メイキング見たら
  各監督がビデオゲームのシーンで
  「こんなの撮れるかな?」と尻込みする中
  「カンタン。このシーン楽しい!」と
  平気で撮影していたそうであります。
  (スタントンはピクサーで「ファインディ
   ングニモ」とかアニメ撮ってた監督)