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配信ドラマ探検記 昭和オヤジがネトフリ・アマゾンその他の密林を征く

配信ドラマを見て批評したり感想を言ったり、ツッコミを入れたりボケたりします。

「YOU 君がすべて」完結篇第5シリーズを見る もっと女性を見る目を養え!ジョー。(もう遅いか…)

you 君がすべて Netflix
ご機嫌いかがですか?GW明けから仕事しており
東京に出稼ぎに来ているイバラキのおやじ・阿覧澄史
あらんすみしです。
最近の苦労は仕事より「喫煙場所の確保」で
ありまして、タバコ吸えない強迫観念に取り憑かれて
なんだかそればっかり考えております。
基本的に喫煙場所のないオフィスにおりますので
表のビルとビルの間とか、建物のくぼみで
見え隠れするぐらいの位置で麻薬の売人のように
隠れてタバコを吸ってて怪しまれたり、
仕事そっちのけで喫煙可能カフェの探索してたりで
なんやかんや忙しい今日この頃でございます。
(そんなことしてないでタバコやめろ!
という気もする)
 
さて今回は何をご紹介しようかと
考えておりましたが
このところネトフリチャレンジの後始末として
ストレンジャーシングス」とか、「全裸監督」
などワタクシがブログに書いてから更新された
シリーズを見ておりますので、
今回は「YOU 君がすべて」がめでたく完結した
という報を聞きこれを見ることといたしました。
 
 シリーズの1・2を見たのが、えーと
「ネトフリチャレンジその6」でございますから、
かれこれ4年前。
きのうの昼飯に何食ったかも覚えてないジジイ
詳細を覚えているわけもなく
1・2をさらっとおさらいして
シーズン3から真剣に鑑賞いたしました。
 
「you 君がすべて」2018~2025年米
脚本 マイケル・フォーリー ケリー・ブレスリンほか
監督 マルコス・シエガ シルバーツリー ほか
出演 ペン・バトリー マデリン・ブリューワー ほか
(5シリーズ 50話)
 
<なんとなく全体のあらすじ>
 本好きの常識人にして連続殺人鬼(サイコパス)の
ジョー・ゴールドバークは次々と人を殺し、
ニューヨークからロサンゼルス、さらにはロンドンと
過去から逃れるように転々とし続ける。
サイコパス生活からなんとか足を洗おうとする
ジョーであったが、女性への偏執狂的な執着が
蘇ったり、事件に巻き込まれたりして
気がつくと人を殺したり死体を埋めたり
隠したりしているのであった…。
 
<そして第5シーズンのあらすじ>
 ジョーは富豪である妻と結婚、実の子ヘンリーと共に
ロンドンからニューヨークに戻ってくる。
上流階級の落ち着かない生活の中、ジョーは
サイコパスこそが自分のアイデンティティではないかと
考え始める。
そして最愛のパートナーを手に入れた
サイコパス・ジョーの
最後の恋、最後の殺人の日々が始まるのであった。
 しかしその頃ジョーの過去の悪行三昧を
知る人々がその罪を暴こうと動き始めており、
ジョーは次第に追い詰められていくのであったー
 
(…これは「あらすじ」なのか?
アバウトですみません。
ネタバレしないようにと思って…)
 
さて「YOU君がすべて」でありますが
ニューヨークの書店員だった第1シリーズ、
ロサンゼルスに行き、料理人ラブと出会う
第2シリーズまでは
以前「ネトフリチャレンジ」で見ておりました。
ジョーという主人公はサイコパス
どんどん人を殺しちゃうようなわるい奴なので
ありますが性格は悪くないし、恋愛に一途な男
でございます。
(「憎めない」とか書いてるネット記事も
ありましたが正真正銘「悪人」でございます)
 
その悪人がなぜ視聴者の支持を受け、
第5シリーズまで生きながらえたのかと、
ワタクシつらつら考えました。
それは「金持ちに対するスゴイ敵意」
なのではということでございます。
(はっ。これ前のブログにも書いたか?
でもまあボケ老人だし、いいか…)
 
このシリーズに出てきます主人公以外の登場人物は
NY(1、5),ロス(2),アメリカ西海岸の
マドレリンダ(3)、ロンドン(4)と
どこに行っても金持ち・上流階級の人々でありまして、
いずれ劣らず裕福かつ嫌な連中に描かれております。
 
「このドラマの制作者は上流階級にどんな恨みが
あるんだ」
と思うくらい一貫して偏見過大でございまして
ジョーがいくら殺人犯でバンバン殺しても
「あいつらよりマシ」に思えてしまって
「嫌な奴ら」がジョーに殺されちゃっても
あまり痛痒を感じないというか、
むしろジョーを応援してしまうのであります。
サイコパス野郎なのに!)
 
そして金持ちを揶揄する皮肉っぽいジョーの
ノローグが
余計に人殺しを応援してしまうという気が致します。
 
懸案の第5シリーズでありますが
ファイナルと銘打ってるくらいですから
(銘打ってない?)
完結に向かって盛り上げ、突き進む感じでありまして
1シリーズからの総括的に、以前の登場人物が
出てきたりします。
(当然ワタクシはあんまり覚えてない…)
皮肉っぽくて面白かったジョーのモノローグが
だんだん余裕なくマッドな方向へと変化していき
普通のスリラーになっていくのは
個人的に残念でありました。
(ただサスペンス、スリラーとしては
なかなかの出来で楽しめると思われます。)
 
そしてジョーの妄執の相手・ブロンテでありますが
性格悪くて文学かぶれのやな女にしか見えなくて
(個人的見解です!)
「なんでなんだ」と思いましたが、
そういや、歴代の妄執相手みんな
性格悪くてインテリっぽくてやな女だったと
改めて思い直した次第であります。
 
ジョーはそーいうしょーもない女にばっかり
幻想を抱いて破滅しちゃった
「単なる女を見る目のない男」
だったのではないでしょうか?
え、そういう話だったの?
(身も蓋もない結論…)
 
まあ、色々考えられてなんだかんだ面白かった
「YOU」であります。
 
ワタクシは特に第3シリーズが楽しめました。
連続殺人鬼・ジョーが蒼ざめてしまうくらい
危険な人物がためらいもなく人殺しそうになるとこなど
「あっ!殺しちゃダメ!」とワタクシ画面に向かって
叫んでおったくらいであります。
 
皆様もご覧になって
サイコパスな夜をお過ごしください。
(なんのこっちゃ)
それではまた。

「ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ」(Amazonプライム)まるで70年代の映画のように

ホールドオーバーズ
ご機嫌いかがですか?
子供のエレクトーン発表会に行ってまいりました
阿覧澄史あらんすみしでございます。
 こういう保護者がたくさん来る場は苦手なので
ありますが、円滑な親子関係を維持する上で
必要でございますので、渋々ながら会場である
田舎の大ホールに足を運んだのであります。
 
 ワタクシ、こういう場で正しい保護者として
振る舞いたいのでありますが、いまだにあたふた
したり、余計なコト言ったりしてしまうので
ございます。
 この日も目立たぬように息を潜めて子供達の
演奏を見ておりましたが、
だんだん苛立ってまいりました。
 
音楽とは「自由」なものでありまして、
すべからく演奏者は「開放感」「楽しさ」を
表現しなくてはいけないというのが
ワタクシの持論でございますが、
どうにも子供達のノリが悪い。
「教室は何を教えているんだ!
音楽の楽しさを教えておるのか」
という気分になってきたのでございます。
(発表会にノリなんか誰も求めてないのに…)
 
そんな気分のところ、プログラムナンバー8番
小学六年生4人のグループ演奏で
「マンボNO5」「テキーラ」の
マンボメドレーが始まりました。
これこそ「ノリが全て」のラテン音楽でございますが
六年生の皆さんは全くノってる様子なく
アクション皆無で下向いて懸命に演奏しております。
 
「まー演奏会だから仕方ないか」とは
思ったのでありますが、
ちょっと悲しくなってまいりました。
 
そして、「マンボNO5」お決まりの
ブレイクで「ウッ!」ってシャウトするとこで
予想通り演奏の子供は誰も叫ばず、
すごく気持ち悪かったのでございます。
 
そのうち曲は「テキーラ」に変わりました。
この曲もやっぱりブレイクで
テキーラ!」と叫ぶのが決まりであります。
「今度こそ言ってよテキーラって」と
祈っておりましたが
どうも無理そうであります。
 
そしてその瞬間ー。
 
ワタクシが耐えきれず「テキーラ」と
叫び(はしなかったが小声で口ずさ)んでしまい
近くの人々に失笑されてしまったのでありました。
(フツーいうだろ「テキーラ」って!
ラテン系の学校ならみんなで大合唱してるって!)
 
ますます保護者会とか行きたくなくなる
ワタクシでございました…。
 
 
アマゾンで見た映画レヴュー(新作なのか?)
「ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ」(2023年米)
脚本 デビット・ヘミングソン
出演 ポール・ジアマッティ ドミニク・セッサ 
   ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ
 
もうすぐ1971年、冬休みを間近に控えたアメリカ・
ニューイングランドの全寮制高校・バートン校。
偏狭で生徒たちから嫌われている歴史の先生・ハナムは
帰郷できない数人の生徒のお守り役を命じられる。
休みにも関わらず勉強や運動を強いるハナムに
渋々従う生徒たちだったが、中の一人、金持ちの
スミスの父親が現れ、他の生徒たちも一緒に
スキー旅行に連れ出す。
残されたのは親に連絡の取れない嫌われ者のアンガス
だけであった。
嫌われ者の先生ハナム、アンガス、そしてまかないの
おばちゃん・メアリーの3人だけの学校生活が
始まるー。
 
 
なんの予備情報もなくボーっと見始めたところ
とても2023年の映画に思えないようなアナクロさで
ありまして、「なぜこんな映画を今?」と
思わせるのでありますが、
なんだか見ていて心地よいのであります。
 
この心地よさはなんなのだろうと考えつつ
見続けておりますと、どうも1970年ぐらいの
設定の話らしいというのがわかってまいりました。
そういえば、画調もその頃のフィルムに近く
カット割りの仕方も昔見たアメリカ映画みたいな
気が致します。
つまり、ワタクシが親しんでいた昔の映画の
雰囲気になるように作られていて
その心地よさだったようであります。
 
後で考えると、巻頭のプロダクションタイトルが
まるでフィルムに傷のあるような、古い映画に似せた
ものだったのですが、これは
「まるで1970年に作った映画のように、この映画を
作りますよ」という示唆であり、決意表明だったので
あります。
 
ストーリーもまた古風な寄宿舎の物語で
そんなにすごいことも起こらないし、
大感動するようなミラクルもなく
しみじみとした話でございまして
(よくある話といえばよくあるのだが
それもまたノスタルジック)
特にワタクシのようなひねくれオヤジは
嫌われ者のハナム先生にグッときてしまいました。
 
まだ今ならアマプラで配信しております。
阿覧澄史あらんすみしおすすめでございます
機会がありましたらぜひご覧ください。
え?
みんなもう見てる?
結構話題になった映画だった?
すみません不勉強で。
ネトフリばっかり見ててワタクシ
この映画知りませんでした…。
 
追記
それにしてもこのタイトル
なんとかならなかったのでしょうか?
タイトル見た時
ハングオーバー 消えた花ムコと
史上最大の二日酔い」を連想して
ドタバタコメディかと思ってしまった…。
 
たとえば
「1970年の居残りたち」「情けないホリディ」
「寄宿学校の冬休み」「居残りの聖夜」
とか。ダメ?

最近の日本映画はどうなっておるのか? (配信でいくつか見てみました。)

みなさまご機嫌いかがですか。
今回ワタクシ阿覧澄史あらんすみしは
「日本映画の今を考える」をテーマに
最近の日本映画を何本か鑑賞いたしました。(配信で!)
CGやらVFXやらでドッカーンと大金かけた
漫画原作全国一斉公開ブロックバスター映画
手弁当ノーギャラの単館上映自主映画が同一料金で公開され、
ワタクシはてっきり東宝東映・松竹の持ち回りだと
認識していた「日本アカデミー賞」を
自主映画がとってしまうような日本映画混迷の
時代でございます。
唐突ながらボブ・ディランの歌詞風に書くとー
(なぜボブ・ディラン?)
 
🎵 時代は変わる (作詞 阿覧澄史あらんすみし)
「配信テレビで見る映画
レコード売らないレコード大賞
本より古着売るブックオフ
打ち込みばかりで演奏しないロックバンド
電話をかけないスマートフォン
生徒を怒らない学校の先生
家来の一人もいない王様(©️友川かずき
クリープを入れないコーヒーなんて
あー時代は変わる〜」
🎵
ボブ・ディランというより、「大島渚(ロックバンド)」
みたいになってしまいましたが…。)
 
そういうわけで時代の変わり目を感じる
今日この頃なのでございます。
 
 
最近の日本映画を見た!その1
 ナミビアの砂漠」(2024年)
Amazonプライムで視聴>
監督・脚本 山中瑶子
出演 河合優

ナミビアの砂漠 
人生の目的もなく、焦燥のまま日々をおくる
21歳の美容助手・カナ。
優しい彼氏と同棲しているが、実は二股かけているー
(なんだこのあらすじ!…雑ですみません)
 
最近評判のいい映画でありまして、だいたい予想は
していたのでありますが、女性の感性で撮った
芸術系小劇場系映画というところでしょうか。
このへんの映画に対してはストーリーがどーの、
ドラマツルギーがどーのという評価は
真っ当ではないのでありまして
「お客さんに分かりにくい」とか
「構成がダメ」とか
言ってはいけないのであります。
(言ってるじゃないか!)
これが分かりやすく作ってあると
もう芸術系の商品価値がなくなってしまうのであります。
 
主人公カナがあからさまに嫌な女でありまして
(途中で「嫌な女」の理由がわかるのでありますが)、
ここまでやな奴を主人公にしたというのが
ドラマとして新しく感じ、
赤裸々な感じが面白かったです。
あと男たちが主人公にどんなに足下にされても
あくまで優しいのはすごいなと思いました。
(いろんなイミで)
 
ナミビアの砂漠」というタイトルですが
劇中ナミビアには行きません。
実際にネットにある
ナミビアの人工オアシスのライブ画像を
主人公が見ている設定で、
主人公の空虚さの象徴のようであります。
 
<オヤジの評価> まあ面白い。
  アート系映画見ている人なら見てもいいのでは?
 
 
最近の日本映画を見た!その2
「リバー、流れないでよ」(2023年)
Amazonプライムで視聴>
脚本 上田誠
監督 山口淳太
出演 藤谷理子 近藤芳正 本上まなみ
 

リバー、流れないでよ
 
京都・貴船の料理旅館。ごく普通の旅館の日常だったのに
突然2分間が繰り返されるタイムループが起こる。
同じことの繰り返しに混乱する旅館の人々。
いつになっても熱燗ができない仲居、シメの雑炊を
食べ続ける客、書いた文章が消えてしまう小説家…。
旅館の人々はなんとかしようと対策を練るが
2分経つと元に戻ってしまい、なかなか難しいー
 
おっと、最近の映画かと思ったら二年前の映画でしたね。
コメディ劇団ヨーロッパ企画の映画で
セットは旅館のみ、ほぼワンセットでできてしまう
素晴らしく予算のかからないアイデア作品であります。
 
台本も飽きさせないように工夫しており
面白い映画なのでありますが
同じとこで同じことばっかりなので
飽きさせないように工夫しても
やはりちょっと飽きてくるかな…。
(どっちなんだよ!)
 
ワタクシが気になったのは「2分間ループ」が
貴船の一角だけで他は影響受けてないという設定に
なっておりまして、
だったら一旦表に抜け出しちゃえば
ループから抜けられるような気はするのですが
どうなんでしょうか?
 
<オヤジの評価> まあ面白い
 「アマプラ加入してるなら見てもいい」ぐらいかな…。
 
 
最近の日本映画を見た!その3
「十一人の賊軍」(2024年)
<ネットフリックスで視聴>
脚本 池上純哉
監督 白石和彌
出演 山田孝之 仲野太賀 尾上右近
 

十一人の賊軍
戊辰戦争真っ只中の新潟。新発田藩の侍に女房を
手籠めにされた駕籠かき・政は侍を殺し、
新発田藩の牢に入れられる。
 その頃新発田藩は決断の時を迎えていた。
小藩・新発田が生き残るには進軍してくる官軍に恭順
するしかないのだが、今までつるんでいた奥羽諸藩連合も
出兵を迫ってきており、味方しないと今にも
攻め込んでくる勢いであった。
 苦悩する家老・溝口は家臣・鷲尾に国境の砦の守備を
命じ、そこに官軍を引き付けるよう指示する。その間に
諸藩連合を騙して、官軍を迎え入れようという策であった。
砦には、政たち牢の罪人十人が赦免をエサに送り込まれる。
捨て駒として。
官軍を迎え撃つ砦の鷲尾と罪人たち。
時を稼ぎ、やがて死ぬことが使命の男たちは
生き残るための戦いを始めるー
 
ワタクシも尊敬する脚本家・笠原和夫センセーが
十三人の刺客」「大殺陣」などに続く
東映集団時代劇の一本として書いてボツになった
シナリオ(のプロット)を元にして作られた時代劇
であります。
ワタクシかなり期待しておったのですが
なんか、あのー、
期待が大きかった分面白く見られませんでした。
 
一番引っかかったのは、
「牢屋の罪人十人ぐらいに砦を守らせてるなんて
ありえない」という大前提なところでありまして、
戦のプロである侍ならいざ知らずトーシローの
駕籠かきとか町民とか百姓とかに加え、全く戦に参加
しない生ぐさ坊主や女も十人のうちでありまして、
「こりゃ一瞬で全滅するから時間稼ぎにならんな」と
思わせてしまうのであります。
ワタクシが素人考えでそう思うのでありますから
本人たちはもっとそう思って
みんな戦わずして逃亡するのではないかという考えが
見てる間ずっと頭を離れず楽しめなかったのであります。
 
オリジナルの台本もその辺のフォローは
してなかったのでしょうか?
いやいや笠原センセーですよあの「総長賭博」
仁義なき戦い」の。
きっと何か成立するアイデアがあったに違いない。
 
…でもなかったからボツになったのかなあ。
ボツになったときに笠原センセーが頭きて
シナリオ破り捨ててしまったので真相は闇の中で
ございます…。
 
すごく頑張って撮っていて、アクションシーンとか
リアリティあってとても良かったのでありますが
そんなとこに引っかかって
俳優さんの熱演も虚しく感じてしまった一本でした…
 
<オヤジの評価> …残念ながらつまらなかった。
 細かいこと気にしないなら楽しめるかも。
 
 
最近の日本映画を見た!その4
「侍タイムスリッパー」(2024年)
Amazonプライムで鑑賞>
脚本・監督 安田淳一
出演 山口馬木也 冨家ノリマサ

侍タイムスリッパー
幕末の会津藩士・高坂新左衛門は長州藩士との
斬り合いの際落雷を受け、
そのはずみでタイムスリップしてしまう。
気がつくとそこは現代・京都の撮影所の
時代劇オープンであった。
やがてタイムスリップに気づいた高坂は
途方に暮れるが
やがて撮影所に自分の生きる道を
見出していくー
 
冒頭でも話題にした日本アカデミー賞をとった
自主映画であります。
侍がタイムスリップして、この後どうなるのかと
見ていたら時代劇の斬られ役になり
はじめは「大袈裟にタイムスリップまでして
斬られ役かよ!もっとデカいことやんだろフツー」
とか思ったのでありますが、
その後の展開に「これはこれでよしか」と
納得したのでありました。
(タイムスリップありきではなく
「斬られ役」を描くことが最初にあったのでしょう)
 
自主映画と言っても商業映画にヒケをとらない
堂々とした内容でありまして、
これは東映京撮のバックアップ無くしては
成立しなかったと思いますが
ここまでもって行った監督・スタッフの
情熱と力量はすごいなあと感心いたしました。
(正直、カメラの構図とかは素人っぽかったのですが
 それはご愛嬌ということで大したことではないですな)
 
<オヤジの評価> 面白いです。オヤジじゃなくても必見。
 
 
というわけで最近の日本映画を(配信で)みて
一番刺激を受けたのが一番素人っぽい「侍タイムスリッパー」
でありました。
 これはキャリアを積んだプロの監督が大金かけた映画が
「自主映画より面白くない」と観客に言われてるような
もんであります。
金儲けだけのためのエセプロデューサーが何十人もいて
みんなが口出すんで全く面白くなくなるような大作映画
(特定の映画のことを言ってるわけではありません!)
を作ってる人たちには肝に銘じていただきたいもので
ございます…。
(すみません。なんかいつも思っているうっぷんが
出てきてしまいました。)
偉そうなコト言ってすみません。
メジャーの方々、とにかく面白いドラマを作ってください。
 
結局ジジイの戯言になってしまいましたが、
これからも面白い日本映画見つけて紹介しておきたいと
思う次第でございます。
皆様ご自愛ください。草々。かしこ。

100本チャレンジ達成記念 ベストオブネトフリチャレンジ発表します!

ベター・コール・ソウル Netflix

 

ご機嫌いかがですか?
先ごろネトフリ100本完全視聴の偉業を達成いたしましたが
驚くほどなんの反響もなく拍子抜けする阿覧澄史あらんすみし
でございます。(当たり前か…反響あったらへん?)
まあ、せめて達成の記念にワタクシの
極私的ベストテンを発表しときたいと思います。
みなさまのご鑑賞の参考になれば幸いでございます。
 

「ネトフリ100本見た記念 

極私的面白かったドラマベストテン」

 
 
1「ベター・コール・ソウル」(2015~2022年米)
 
「ブレイキングバッド」のスピンオフなのに下手したら
こっちの方が面白い。
 
2「ウヨンウ弁護士は天才肌」(2022年韓国)
 
韓流嫌いだったワタクシを驚かせた。
 
3「アンビリーバブル たった1つの真実」(2019年米)
 
女刑事バディものとして秀逸。1話目は我慢して見て
 
4「シカゴ7裁判」 (2020年米)
 
映画だけど、傑作なのでこれは入れとかないといけない
 
5「火花」(2016年日本)
 
個人的な思い出とリンクするので…。もちろん出来もいい。
 
6「アンという名の少女」(2017~ 2019年カナダ)
 
還暦で初めて触れてハマった「赤毛のアン」。(ちょっと話は
尻切れとんぼだけどね…)
 
7「クイーンズギャンビット」(2020年米)
わかりやすくてコクのあるチェスドラマ。実はスポコンもの?
 
8「極悪女王」(2024年日本)
 
うさんくささマックスの女子プロレスを見事にドラマ化!
 
9「マインドハンター(2017年米)
 
興味深く面白いプロファイリングことはじめ。
 
10「ナルコス」(2015~2018年米)
 
ヤクザ映画ファン待望のアナキズム炸裂シリーズ。
(「メキシコ編」は除く…)
 
 
ああ、これしか入れられない!
次点として
ストレンジャーシングス・未知の世界」             https://aransmishi.com/entry/2021/03/28/103220
「このサイテーな世界の終わり」https://aransmishi.com/entry/2022/12/19/215109
 
あたりを挙げておきます。
改めてベストテンのラインナップを見ますと
シリーズが長いとダレてきて、印象が落ちるのか
短期勝負のリミテッドシリーズなどが多くなっている
ようであります。
その中で6シーズンに渡りながらクオリティを維持している
「ベター・コール・ソウル」は別格、という感じも
いたします。
 
 
オヤジの配信のジャングル探検はまだまだ続きます。
ご機嫌よう。
 

「アドレセンス」(ネトフリ)新作感想 ワンエピソード ワンカットにする理由ってなに?

アドレセンス Netflix
みなさまご機嫌いかがですか?
「ネトフリ100本見た」記念にブログの一大リニューアルを
敢行しております阿覧澄史あらんすみしです。
 ブログを有料のものに変更し、独自ドメインを取り、
グーグルアドセンスを申請、分析ソフトを入れ
レイアウトを変更、と色々やっているのでありますが
自分で何やってるのか何がどうなっているのかさっぱり
わかっていないのでございまして、
「WEBサイトにタグを設定しろ」と言われても
どのページに何を入れるとどうなるのか判らず、
「あーめんどくさい!」と全て投げ出しそうになる
そんな毎日を送っております。(ジジイは気が短い)
 
普段からネットで何かの会員登録をする時も、
うまくいかないと
「あーもう客にこんな面倒なことさせるな!
こんな屈辱を受けるならもう会員にならなくてもいい!」と
もはやカスハラに近い怒りをバクハツさせてしまうことが
よくあり、このブログもボールペン原紙でわら半紙に印刷して
郵送で運用したいぐらいであります。
(きっとかえって大変…)
 
さて、老人の戯言はこのくらいにしておき
本日のお題はネトフリ・リミテッドシリーズ「アドレセンス」。
ちょっと話題になっておりますこの作品、
果たしてわら半紙オヤジに現代っ子の思春期(アドレセンス)が
わかるのか?
わかんねえだろうなー。(松鶴家千とせ風)
 
 
 
ネトフリ新作レビュー(感想文?)
「アドレセンス」 2025年 英
脚本 スティーブン・グレアム ジャック・ソールン
監督 フィリップ・バランティー
出演 オーウェン・クーパー スティーブン・グレアム 
   アシュリー・ウオリターズ エミリア・ホリディ
(1シーズン 4話)
 
 イギリスのごく普通の住宅街。その中でもごく普通の家・
ミラー家に早朝、警察が突入する。
まるで凶悪犯の逮捕のように物々しくドアを破る武装警官に
子供部屋で確保されたのはミラー家の長男で、まだ13歳の
ジェイミーだった。
何が起きたのか判らず「間違いだ」と繰り返すミラー家の
人々を置いて、警察はジェイミーを連行する。
 
警察署で淡々と逮捕の手続き、取り調べが行われる中
ジェイミーは怯え、無罪を訴え続ける。
未成年者の付き添い人(「適切な大人」という役割)となった
ジェイミーの父親は、息子が同級生の殺人の容疑を
かけられていることを知る。信じられない父親。
しかし警察の取り調べで、次第に父親の知らない
ジェイミーの行動が明らかになってくるのだったー
 
 
この4話シリーズ、何が話題かというと
ひとつはなんといっても「ワンエピソード・ワンカット」
というところでありまして、
制作側は合成とか使わず、純然たるワンカットだと
言っているようであります。
ロケ場所が移動してないとことかは問題ないのでありますが
途中車に乗って移動して次の場所に到着するシーンや、
カメラが空に上がり大俯瞰になるシーンとかもあり
どうやって撮ってるんだろうと不思議であります。
クレーン?ドローン?
全部ドローンで撮ってたらうるさくて録音さんが
キレるだろうし、クレーンがそんな動き回ったら
セットが崩壊してしまうだろうし…。
手持ちカメラ?
途中でドローンにぶら下げて大俯瞰撮ったり、
落としてカメラ壊したりしてるのだろうか?
 
なんでも1エピソードにつき10回から15回ぐらい
撮影しているそうでありますが
終わり近くに長台詞いう時の俳優さんのプレッシャーったら
壮絶だろうと思います。
あと1分で撮り終わるって時に
セリフ言い間違えたりしてNGになったら
その1時間まるまるムダになってしまうのでありますから。
(セリフのはめ替えぐらいはやってるのだろうか?)
その撮影風景をドラマにしたいぐらいでございます。
 
面白い試みながら、まあ所詮撮り方の方法でありまして
見てる方としてはどうでもいいっちゃ、どうでもいい。
それによってドラマが面白くなるのかどうかだけが
大切なとこであります。
 
 
昔から「ワンシーン・ワンカット」という手法は
映画などでよく使われておりました。
これは
・緊迫感・空気感を出したい時
・俳優にテンションを与えたい場合
・画面にリアリティを持たせたいシーン
・時間がないのでガーッと適当に撮らなくてはいけない時(?)
などの演出のために使うとされております。
(中には二日酔いでカット割できない監督が
「ドンブリ(ワンシーンワンカットのこと)で行くか?」と
無理やりやることもある)
 
しかし一つのドラマを全部ワンカットにするとなると
もはや演劇。芝居小屋でやればいいのでありまして
映像の利点(時間と空間を省略できる)も
なくなってしまうし、余計手間と時間(つまりお金)が
かかるので誰もやらなかったのでありましょう。
 
それでも敢えてこのドラマがワンカットで
やろうとする意味はなんなのか?
 
話題性?儲けるため?(必要だ。)
面白いからやってみた?
ギネスに挑戦?
 
思うにドキュメンタリー的なリアリティを
持ちたかったからなのでありましょうか。
少年が逮捕されたり、カウンセリングを受けたりする
リアルタイムを再現したかったのかなと。
 
ある意味リアルなのでありますが
実生活というものは面白い瞬間だけでなく
ものすごくつまらない瞬間もあるわけで
ドラマは面白い瞬間をかいつまみ、デフォルメして
伝えたいことをわかりやすく伝えるものなので
この手法も
よっぽど練らないと面白くならず
(あんまり面白いとリアルでなくなる)、
検討の余地があるなあと
見ながらぼんやり考えていたという次第であります。
 
おっと、長くなってしまいました。
それからこのドラマの話題の2つ目、
少年がネットで影響を受けた思想についてですが
インセル」という言葉と
「アンドリュー・テイト」という人物が出て参ります。
ワタクシはまったく聞いたこともないのですが
イギリスでは社会問題になっているそうであります。
 
詳しく書くと長くなるので
興味があれば各々でググって欲しいのでありますが(適当?)
インセルは「不本意な禁欲主義者」の略で
簡単にいうと
「モテない男がモテないのはある種の差別だ。だから女は嫌いだ」
といってネットでクダ巻いてるグループのことで
あります。(簡単に言い過ぎの気もするが、あながち
間違ってないと思われます…)
この人たちは女嫌いのあまり女性蔑視発言したり、
女性に暴力を振るったりして、イギリスで問題に
なっているそうであります。
(アンドリュー・テイトは女性蔑視主義者の親玉(?))
 
ネットの中には玉石混交、嘘のような真実や
真実めかした嘘が入り混じっておりまして
年端のいかない子供にネットを自由に見せると
ろくなことにならんというメッセージが
話題なのでございます。
 
それにしてもホントにネットって厄介。
やっぱりこのブログもわら半紙でミニコミ誌に
しようかしらと考える今日この頃であります。
 
 
というわけで前半熱弁しすぎて
なんだか尻切れとんぼになったよーな
今回のブログでございますが
今後まだまだ趣向を凝らしたくだらない企画(?)を
用意しておりますので
お見捨てなきよう…。
 

「新幹線大爆破」(ネトフリ)新作感想 エヴァンゲリオンみたいなリブート版

新幹線大爆破 Netflix
ネトフリ100本チャレンジをようやく終えて、
見たいものが見れなかった「失われた4年」の欲求不満を解消すべく、
精力的に配信を見ております阿覧澄史あらんすみしでございます。
 
早速話題のネットフリックス版「新幹線大爆破」も鑑賞いたしまして
「オレは映画版も劇場で見たぜ!」
と偉そうに語ろうと思っておったのですが、よく見ると
ネットフリックスでオリジナル映画版も配信してるではありませんか。
「フッ、知ったかぶりは通用しねえな」と
苦笑せざるを得ないワタクシでありました。
(しょーがないのでそっちも再見いたしましたが…)
 
オリジナルは1975年封切り。
ワタクシはまだ小学校高学年でしたので後に名画座で見ております。
どこで何と一緒に見たのかは記憶にないのでありますが、
名作の誉れ高く、ワクワクしつつ見たのは覚えております。
しかし、当時「新幹線バクハ見たいのに、高倉健が犯人だから
犯人の事情ばっかりだなー」
と思い、いまいち楽しめなかった記憶があります。(ガキだし)
 
今見ると新幹線の実景が盗み撮りで手持ちカメラだったり、
ヘリコプターの手配が異常に迅速だったり、
500万ドル入ってるジュラケースが軽そうだったり、
なんの前フリもなく喫茶店が火事になったり、
色々ツッコミどころはあるのでございますが
熱が感じられて面白い映画でございました。
 
それから50年
(ご、ごじゅうねん!?)
新幹線大爆破」のリプート版が配信で公開であります。
(いやリブート?リプートじゃなくてリブートか。
リメイクとは違うのか?再起動?再映画化?)
 
 
ネトフリ新作レビュー(というか感想)
新幹線大爆破」2025年 日本
脚本 中川和博 大場功睦
監督 樋口真嗣
出演 草彅剛 斎藤工 のん 尾野真千子
 
新青森から東京へ向けて定刻どおり出発した新幹線はやぶさ60号に
1本の緊迫した電話が入る。はやぶさ60号に爆弾を仕掛け、
時速が100キロを下回ると爆発するという内容だった。
車掌・高市と司令長・笠置をはじめとする
新幹線指令所の面々は極限状況の中、
乗客を守り、爆発を回避すべく奔走するー
 
 
犯人・ケンさんから、車掌・草彅くんに主役が変わり、
国鉄全面非協力JR東日本全面協力に
犯行の理由が貧困や革命から家庭問題に(おっとネタバレか?)
50年も経つと相当に様変わりしておりました。
 
結論から申し上げまして、
リブート版「新幹線大爆破」すごく面白かったです。
映画版を楽しめなかった少年阿覧澄史あらんすみしの
50年(ぐらい)前の不満を払拭するかのように
犯人の事情を中盤までなるべく抑えて
タイムサスペンスとして「これでもか!」と作戦を投入
(オリジナル版で「素人考えですが」と刑事が案だけ述べていた
作戦もある!)
娯楽大作まっしぐらな「傑作」であると申し上げても
良いかと思われます。
 
確かに乗客とかの人間造形は浅いし、
薄っぺらいのは承知しておるのですが
そんなのはどうでも良く(むしろ要らない)
エヴァンゲリオンみたいに作戦たたみかけワクワク感が
見事でありました。
 
ただ、一言申しておかなくてはいけないのは
この傑作は紛れもなくオリジナルの存在あってこそで
ありまして、
あの昭和感丸出しな熱のあるオリジナル映画への
監督はじめスタッフのリスペクトが随所に感じられて
それが反映されているような気がいたします。
再映画化の意味が大きにあったと申せましょう。
 
さあ、次は何見ようかな?
 

「余命1年の僕が、余命半年の君と出会った話。」ネトフリ100本鑑賞チャレンジ#100

余命1年の僕が、余命半年の君と出会った話。 Netflix
みなさまご機嫌いかがですか?
足かけ4年にも及ぶチャレンジが、今回堂々の完結の運びと相成りました
阿覧澄史あらんすみしです。
 これもひとえに読者の皆様の励ましの賜物と感謝感激雨アラレ、
ヒデキ感激バーモントなワタクシでございます。
 (いつも一定以下の年齢の方には理解できないような文章ばかりで
恐縮です…)
そんなアナクロオヤジがネトフリの配信ドラマを見て何を感じるのか?
大人が見るべきドラマはあるのか?
若者中心のネット文化に一石を投じられたらの思いでの4年でございました。
嘘です。勢いで書いたらちょっと大袈裟になってしまった…)
 
 単なる思いつき企画で1年もやれば達成すんだろと甘い見通しで
始めたものでありましたが、見たい映画も見れずに
ひたすら興味のないドラマを見るときの苦しさと言ったら…。
 
まあ、どんなしょーもないことでも、始めた以上は最後まで続けたいという
最低限の目標は達成いたしました。
今後は…えーと、何しよう?
アマゾン200本チャレンジ?
…無理。絶対やんない。
 
 
ネトフリ100本完全視聴チャレンジ その100
 
「余命1年の僕が、余命半年の君と出会った話。」 2024年 日本
原作 森田碧
脚本 吉田智子
監督 三木孝浩
出演 永瀬廉 出口夏希 横田真悠
(118分)
 
早坂秋人は、心臓に悪性の腫瘍が見つかり余命1年と宣告される。
すべてを諦め毎日を淡々と過ごしていたある日、病院の屋上で絵を描く少女・
桜井春奈と出会う。春奈は「あと半年の命」だという。
春奈に惹かれ、自分の余命を彼女のために使いたいと帰る秋人。
二人に残された時間は、そんなに多くない…。
 
 
「よめぼく」との通称を持つ、人気恋愛小説のドラマ化だそうであります。
(チャレンジでなければ、多分ワタクシが見ることはなかったでしょう…。)
「桜のような僕の恋人」も難病ものでありましたが、この「よめぼく」は
ドラマの中に病状や医学的バックグラウンド(どんな病気なのか)はほぼ出て
きません。
そしてラブシーンがほとんどありません。(!?)
あるのは「余命の期間」のシチュエーションだけという恐るべきドラマなので
あります。
 
 そして、これはネタバレなのでありますが、最後だし(?)
あまりにも衝撃的だったので書いてしまうと
余命半年の彼女も、余命1年の彼氏も、死ぬところは全く描かれないのです。
 
まさか難病もので、2人も死ぬのに
臨終で嘆き悲しむところとか描かないでドラマを保たせるとは
スゴイなあと感心(ホントに感心)してしまいました。
やっぱりワタクシなんぞはアタマが固いのでありましょうか。
(御涙頂戴映画よりはよっぽどいいと思ったけど…)
 
恋愛だけが人生の大事で
死への恐怖や苦しみを覆い隠し
プラトニックにキレイなストーリー。
希望だけを見せる。
これも映画のあり方なのかなと思います。
 
しかし、これ若い女の子とか見たら、泣くのかなあ?
 
この映画をもってチャレンジが終わったのも
ワタクシへのなんらかの警鐘なのかと思い
これからも独善的にならず、さりとて信念を曲げずに
このブログ、続けていきたいと記して
チャレンジを終わりたいと思います。
ありがとうございました。
 
だがブログは続きます。
というかこれからが本番であります。
さて
これからどうしよう?
U-NEXT 300本チャレンジ?
ディズニープラス 全部見るチャレンジ?
 
とりあえず好きなもの見るぞ!